西湖ネイチャーセンター|青木ヶ原樹海ガイドツアーとコウモリ穴洞窟探検

コウモリ穴の入口

富士山のふもとに、富士五湖とよばれる5つの湖があります。

その湖のひとつ、西湖(さいこ)には「西湖ネイチャーセンター」と呼ばれる施設があります。

西湖ネイチャーセンターでは、

  • 青木ヶ原樹海の自然に触れるガイドツアーに参加したり
  • コウモリが暮らす狭い洞窟の中を歩く体験や
  • クニマスという西湖に生息する貴重な魚の観察をすることができます。

 

この記事では、西湖ネイチャーセンターでさまざまなアクティビティを体験した時の様子を紹介しています。

 

 

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西湖ネイチャーセンター

西湖は山梨県にある富士五湖の中で、4番目に大きく、水深が2番目に深い湖です。

1200年前の富士山の噴火によってできた青木ヶ原樹海(あおきがはらじゅかい)の端にあたり、コウモリ穴などの溶岩洞窟があります。

また西湖の深い場所で、これまで絶滅したと考えられていた幻の魚のクニマス(国鱒)が発見されたことから、「クニマス展示館」が西湖ネイチャーセンターに隣接して建てられました。

 

 

 

まずはコウモリ穴の洞窟探検からスタート

西湖コウモリ穴

西湖コウモリ穴は、富士山にある溶岩洞窟の中で最大規模の350メートルの長さの洞窟です。

この洞窟は、周囲の洞窟と比べて中が寒すぎないことから、コウモリが冬眠する場所として利用しています。

西湖ネイチャーセンターで入場料を払うと、係の人がヘルメットを渡してくれます。

そしてゲートを通り散策ルートを歩きます。

この辺りは青木ヶ原樹海の東の端になります。

5分ほど歩くとコウモリの穴の前に到着しました。

ここから階段を降りて、せまい洞窟の中をコウモリのねぐらの手前まで進んでいきます。

途中かなり腰をかがめて通り抜けなければならないほど天井が低い場所がいくつかあり、ちょっとしたスリルを味わえます。

ヘルメットは落下物のためというよりも、頭を天井にぶつけた時の保護としてかなり役に立ちました。

 

富士山の噴火の痕跡

コウモリに快適と言われるとおり、確かに私が今まで行ったどの洞窟と比べても、このコウモリ穴の中は暖かく、半袖で中を歩いてもあまり寒く感じませんでした。

また外の緑が生い茂る樹海とは違い、洞窟内は富士山の噴火で流れた溶岩流の痕跡が、そのままの状態で残っています。

洞窟の中の照明に照らされて、縄状や棚状など色々な形状の溶岩跡を見ることができます。

 

 

 

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青木ヶ原樹海のガイドツアーに参加する

青木ヶ原樹海ネイチャーガイドツアー

さて、次はガイドの方が案内するツアーに飛び入り参加することにしました。

青木ヶ原樹海は、面積が50キロ平方メートルもある大きな森です。

この青木ヶ原樹海を公認ネイチャーガイドさんの説明を聞きながら歩く1時間の定時ツアーが、毎日1時間に一回ずつ開催されています。

西湖ネイチャーセンターから出発して参加料金は1人500円です。(2人以上集まれば催行可能)。

 

青木ヶ原樹海の自然

ツアーでは青木ヶ原樹海の基本的な説明からはじまります。

862年に富士山が噴火した時に流れ出た溶岩の上に薄い土壌ができ、そこにツガやヒノキなどの木や植物が長い年月をかけて育ってきました。

リスやテンなどの動物が、どんぐりや松ぼっくりを食べた足跡をたどりながら、樹海の中を散策していきます。

一人だとなかなか足を踏み入れづらい青木ヶ原樹海ですが、ガイドさんと歩くツアールートは散策路も整備されていて、苔が生い茂る普通の森という感じで歩きやすかったです。

実際に土壌をさわってみると、下の岩盤にすぐ手が当たり、薄い土の中に横に広く根をはりながら木が育っているのがよくわかります。

 

 

定時ツアーは1時間ほどであっという間に終わってしまいました。

もう少し長いツアーに参加したい場合は、予約ガイドツアーに申し込む方法もあります。

こちらは1時間から4時間のコースまで、好きな内容の樹海ツアーを選ぶことができます。

4名以上で申し込む必要がありますが、料金は同じ500円です。

詳しくはこちらのサイトをご確認ください。

 

富士河口湖公認ガイドと行くガイドツアー(青木ヶ原樹海ネイチャーガイド)

 

 

クニマス展示館で幻の魚が元気に泳ぐ姿をみる

ガイドツアーが終わった後、最後はクニマス展示館に立ち寄りました。

クニマス展示館には西湖のジオラマ水槽やクニマスの紹介映像なども上映されていて、無料で館内の見学をすることができます。

 

クニマスという魚

2010年に西湖で奇跡の魚と呼ばれるクニマスが発見されました。

国鱒(クニマス)は秋田県の田沢湖でしか生息していなかった魚で、70年前に絶滅してしまったと考えられていました。

田沢湖では、賞金をかけて探していましたが見つかりませんでした。

しかし遠い昔、田沢湖のクニマスの稚魚が山梨県の西湖に放流されていたことで、その子孫の魚が2010年に発見されたのです。

こちらのクニマス展示館では、実際に水槽の中で元気に泳いでいるクニマスを見ることができます。

こちらが国鱒(クニマス)です。

 

照明の加減か、少し青黒っぽく見えました。

他にも西湖に生息するヒメマスなどの水槽もありますので、比べて見ることができます。

 

西湖ネイチャーセンターのまとめ

西湖ネイチャーセンターでは、青木ヶ原樹海や、コウモリ穴、クニマスなど、普段あまり目にすることのない場所や生物を知ることができます。

富士山周辺の自然環境について理解が深まる良い機会になるかもしれません。

 

 

西湖ネイチャーセンターの営業案内

営業時間:9時から17時(12月〜2月は16時半迄)

コウモリ穴は3月下旬から11月末まで入洞可能

 

 

西湖ネイチャーセンターへのアクセス

西湖へは東京から1時間50分の距離で、御殿場インターチェンジからは車で50分、河口湖インターチェンジから25分です。甲府駅から車で50分かかります。

ネイチャーセンターの正面に無料の駐車場があります。

 

 

周辺の観光スポット

西湖の後は、富士山を違った角度から楽しめる他の富士五湖にもぜひ出かけてみて下さい。

富士五湖|富士山の絶景と自然を楽しめる5つの湖

 

また湖のことについて色々知りたい時は、琵琶湖博物館もおすすめです。

琵琶湖|古代湖の自然や生態系について学べる琵琶湖博物館