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オオムラサキ自然公園|国蝶の生息地で里山ウォーキングをする

オオムラサキ自然公園の風車小屋山梨

「オオムラサキ」って、ご存知ですか?オオムラサキは、名前のとおり羽が青紫色をしている蝶で、日本の国蝶になります。

 

 

オオムラサキという名前の蝶ですが、正確にいうと、青紫色をしているのはオオムラサキの雄だけです。

 

山梨県の北杜市には、「オオムラサキ自然公園」という、オオムラサキが生息できるように環境を整えている公園があります。

この記事では、オオムラサキ自然公園を散策してきたときの様子をご紹介しています。

 

オオムラサキ自然公園について

オオムラサキセンターの周囲にある自然公園

オオムラサキセンターガイドマップ

 

山梨県の北杜市にある、オオムラサキ自然公園は、オオムラサキセンターの周辺にある6ヘクタールの大きさの公園です。

オオムラサキセンターは、日本の国蝶であるオオムラサキの生態が観察できる施設です。周辺にはオオムラサキが自然に生息できるように、雑木林や里山が維持整備されています。

 

オオムラサキ自然公園を散策する

1周40分の里山ウォーキング

私達がオオムラサキ自然公園に出かけたのは、11月の初旬でした。公園自体は年中無休ですが、オオムラサキが蝶になった姿を見ることができるのは、毎年6月末から8月の間だけです。

それ以外の期間は、蝶が飛んでいる姿を見ることはできませんが、公園の中の散策を楽しむことができます。

オオムラサキ自然公園の散策路を1周するのに必要な所要時間は、およそ40分ぐらいです。

 

駐車場からオオムラサキセンターへ歩く

オオムラサキセンター

 

まずは駐車場に車をとめて、オオムラサキセンターまでの道を歩きます。

こちらは、オオムラサキセンターの正面玄関の写真です。ここはオオムラサキの巨大な模型や、標本を展示している施設です。夏の期間中は奥にある「びばりうむ長坂」のネット網に囲まれた雑木林で、羽化したオオムラサキが実際に飛んでいる姿を見ることができます。

 

自然観察林を通り抜けて水車小屋へ向かう

自然観察林

 

センターの奥には、ヤギ小屋や、ハンモックの置かれた広場があります。その広場からさらに奥へ進んでいくと、自然観察林へ進む遊歩道が見つかります。

遊歩道には、10月の台風の影響か小枝が少し散らばっていました。落ち葉も多く、ふかふかの道をテクテクと歩いていきました。

 

風車小屋の絵になる光景

オオムラサキ自然公園の風車小屋

 

途中川にかかる橋を渡り、逆方向に折り返すと、視界がひらけて田んぼの風景が目の前に広がります。ここから遊歩道の幅も広がりだいぶ歩きやすくなっています。

ここにある田んぼは、オオムラサキ自然公園の一部で、農業体験にも利用されています。水車小屋もあり、里山らしい絵になる光景です。

最後にもう一度反対側の橋を渡って、登り坂を歩くと車を停めてあった駐車場に到着し、40分の散策が終了しました。

 

オオムラサキ自然公園のまとめ

歩きやすく汚れてもよい靴で歩くのがおすすめ

蝶の生息地であるオオムラサキ自然公園は、自然豊かで、適度な登り・下りの散策路が続く公園です。

風車小屋のある川沿いの道は、のどかで昔の風景を想い出させます。秋のシーズンは、道沿いに栗やくるみが落ちていました。

なお散策は、田んぼのあぜみちや、草の生い茂った道、ふかふかの落ち葉の上を歩きます。雨が降ったあとなど、土がつきやすくなりますので、歩きやすくて汚れても大丈夫な靴で行かれた方が良いかと思います。

 

オオムラサキ自然公園のアクセス・駐車場・入場料

オオムラサキ自然公園の入園料は無料ですが、オオムラサキセンターの入館料のみ、大人420円かかります。

 
アクセス中央自動車道の須玉インターから車で11分。
住所
営業時間9:00~16:00(オオムラサキセンター)
駐車場有り(無料)

 

周辺の観光スポット

周辺の観光スポットは、北杜市の観光の記事をお読みください。

 

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フリーランスガイドをしています。日本国内の旅行スポットについて、自分で書き留めたメモを、記事にして紹介しています。

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