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山梨県立美術館|落ち葉拾いや種まく人などミレーの絵画が堪能できる美術館

山梨県立美術館の建物山梨

こちらは畑の麦の穂を集める農婦達を描く「落穂拾い」という絵です。この絵は、フランスの画家、ジャン=フランソワ・ミレーが描いたものです。

 

落穂拾い

The Cleaners, Jean-Francois Millet, The Metropolitan Museum of Art, Public Domain

 

19世紀のバルビゾン派の画家であるミレーの代表的作品を、常時展示しているのが、山梨県甲府市にある山梨県立美術館です。

この美術館で彼の絵画をじっくり見ていると、あなたもミレーの作品のファンになってしまうかもしれません。

 

 

この記事では、山梨県立美術館について紹介しています。

 

山梨県立美術館について

ミレーの代表作品を多数コレクションしている美術館

山梨県立美術館は、1978年にオープンした美術館で、西洋画から日本画、版画、現代アートまで幅広い作品を、1万点以上収蔵しています。その中でも特にミレーの代表作品を多数コレクションしていることから、ミレーの美術館として知られています。

 

いつでも見れるミレーの常設展示

ミレー

Jean-Francois Millet, The Metropolitan Museum of Art, Public Domain

 

ジャン=フランソワ・ミレーは、農民画で有名な画家です。1841年にフランスの農村に生まれたミレーは、人物画や農民画を多く描き、また晩年は風景画を好んで描いていました。

山梨県立美術館の大きな特徴は、このミレーの作品を常設展示しているということです。

だれもが名前をよく知る有名な西洋絵画は、たいてい企画展や特別展など、限られた期間中だけ美術館に展示してあることが多いですが、こちらの美術館は、ミレーの絵画を多数所蔵しているため、いつ出かけてもミレーの絵画を鑑賞することができます。

 

コレクション展の見どころ

ミレーの絵画コレクション

ミレーをはじめバルビゾン派の絵画は、コレクション展のミレー館というエリアに展示されています。バルビゾン派とは、19世紀に自然豊かなフランスのバルビゾン村に住んでいた、風景画や農民画を描いていた画家たちのことを指します。

 

 

落ち葉拾い、夏

ミレーの展示作品の中で、印象的な作品をいくつか紹介します。

まず最初は「落ち葉拾い、夏」という油絵です。この絵は、夏の収穫期にうず高く積み上げられた小麦藁の手前で残った穂を拾う3人の女性達を描いた作品です。

 

無原罪の聖母

次の作品は「無原罪の聖母」という作品です。これはローマ法王の列車の礼拝室に飾るためミレーが依頼された聖母画です。

ミレーの聖母像は、神々しく美しいというより、どちらかと言えば素朴で人が良い姿に描かれています。この聖母画は残念ながら当時のバチカンには気に入られなかったようです。

 

種まく人

山梨県立美術館のミレーポスター

 

「種まく人」は、農夫が作業している姿を描いた力強く印象的な絵で、ミレーの代表的な絵画です。

ひまわりで有名な画家のゴッホは、ミレーの作品に大きな影響を受け、自分でも「種まく人」を題材にして作品を描きました。

 

 

ヴォージュ山中の牧場風景

「ヴォージュ山中の牧場風景」という作品は、ミレーが晩年に描いたパステルの風景画です。綺麗で素朴なスイスの風景が描かれています。

 

 

色使いなど、けっして派手なものではありませんが、ミレーが描く風景画はずっと見ていても飽きない優しい作品が多いです。

 

お気に入りのアーティストが見つかるかも

山梨県立美術館には、バルビゾン派画家の作品以外にも、日本画や版画、現代美術などの作品が別エリアに展示されています。

私が訪問したときは、山梨県出身の現代アーティスト、秋山令一の白黒のカラーを基調としたコラージュ作品や、スペインの宮廷画家・ゴヤの闘牛版画が展示されていました。

ゴヤの版画は繊細かつ独特です。日本には徳島県にある大塚国際美術館しかり、ゴヤの作品を取り扱う美術館が多いですね。

コレクション展を合わせて見ると、1時間から1時間半ぐらいかかりました。

 

美術館のその他の施設

美術図書館

山梨県立美術館の美術図書館

 

建物内には、美術図書館という、アート本を取り揃えた図書館が併設されています。コレクション展を見たあと、美術図書館でミレー関連本を読まれるとより理解が深まることと思います。

「美術図書館」については、こちらの記事でも紹介しています。

 

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ミュージアムショップ&レストラン

山梨県立美術館のミュージアムショップ

 

ミュージアムショップでは、ミレーグッズをはじめ、アート関連グッズが売られています。山梨県の名産品である、オリジナルの信玄餅も購入することができます。

また隣のレストラン「アート・アーカイブス」では、ミレーの落ち葉拾いをモチーフにしたドリアが食べられます。

 

芸術の森公園

芸術の森公園

 

美術館は、芸術の森公園の敷地内にあります。芸術の森公園にはバラ園や日本庭園、ロダンや岡本太郎などの有名な彫刻家の作品が点在する芝生広場があり、のんびり散策することができます。

芸術の森公園を一周すると、おおよそ20分ぐらいかかります。木陰の場所もあるので、お弁当持参でベンチでランチをするのも良いかもしれません。

 

山梨県立美術館のミレーコレクションまとめ

何度も出かけたいミレー美術館

コレクション展の入館料は、大人が510円で、高校生以下は無料です。子供の頃にミレーの絵画を無料で見られるのは、うらやましい限りです。

私達は今回週末に出かけましたが、常設展ということもあり、比較的空いていて作品をじっくり見ることができました。

隣接する芸術の森公園の日陰で休憩する地元の人も多く、ゆっくり過ごせるおすすめの美術館です。

 

アクセス・駐車場・開館時間

 
アクセス甲府昭和インターチェンジから車で8分。甲府駅から車で10分。
住所
営業時間9時から17時まで 定休日:月曜日(祝日の場合は次の日)
URL公式サイト
駐車場美術館と芸術の森公園には、無料の駐車場があります。

 

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フリーランスガイドをしています。日本国内の旅行スポットについて、自分で書き留めたメモを、記事にして紹介しています。

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