山梨県立美術館|ミレーの種まく人などバルビゾン派の絵画が堪能できる場所

山梨県立美術館のミレーポスター中部(北陸・甲信)の旅

山梨県甲府市にある、山梨県立美術館はミレーの絵画をコレクション・展示している美術館です。

「落穂拾い」や「種まく人」などミレーの油絵は、どこかで見たことがある!という方が多いのではないでしょうか?

それらのミレーの代表的作品を常時展示しているのが、山梨県立美術館です。彼の絵画をじっくり見ていると、あなたもいつの間にかミレーのファンになってしまうかもしれません。

 

 

この記事では、山梨県立美術館に出かけてきたときの様子を紹介しています。

 

スポンサーリンク

山梨県立美術館について

ミレーの代表作品を多数コレクションしている美術館

山梨県立美術館の建物

 

山梨県甲府市にある、山梨県立美術館は、1978年にオープンした美術館で、1万点以上の作品を収蔵しています。

西洋画から日本画、版画、現代アートまで幅広い作品を展示していますが、特にミレーの代表絵画を多数コレクションしていることから、ミレーの美術館として知られています。

 

山梨県立美術館のミレーコレクション展

いつでも見れるミレーの常設展示

山梨県立美術館の大きな特徴は、常設展示のコレクション展で、ミレーの作品をいつでも見れるということです。

だれもが名前をよく知る有名な西洋絵画は、たいてい企画展や特別展などで、限られた期間中だけ美術館に展示してあることが多いですよね。

けれども山梨県立美術館は、ミレーの絵画を多数所蔵しているため、常設展示でいつ出かけてもミレーの絵画を鑑賞することができます。

 

コレクション展A・ミレー館の見どころ

農民画で有名なミレー画コレクション

山梨県立美術館の収蔵作品のコレクション展は、AとB、2つのエリアにわかれています。

ミレーをはじめバルビゾン派の絵画が展示されているのは、コレクション展Aの方です。

バルビゾン派とは、19世紀に自然豊かなフランスのバルビゾン村に住み、風景画や農民画を描いていた画家たちのことです。

 

 

落ち葉拾い夏

ジャン=フランソワ・ミレーは、農民画で有名な画家です。

1841年にフランスの農村に生まれたミレーは、人物画や農民画を多く描いたアーティストで、晩年は風景画を好んで描きました。

「落ち葉拾い夏」と名前がつけられたミレーの作品は、夏の収穫期にうず高く積み上げられた小麦藁の手前で穂を拾う3人の女性達を描いています。

 

無原罪の聖母

「無原罪の聖母」は、ミレーがローマ法王の列車の礼拝室に飾るため依頼された聖母画です。

ミレーの聖母像は、私たちが良く見る神々しく美しいマリア様というより、どちらかと言えば素朴で人が良いマリア様の姿に描かれています。ミレーの聖母画は残念ながらバチカンには気に入られなかったようです。

 

種まく人

「種まく人」は、農夫が種をまく力強く印象的な絵で、ミレーの作品の中でも代表的な絵画になります。

ひまわりを書いた有名な画家のゴッホは、ミレーの作品に大きな影響を受け、自分でも「種まく人」を題材にして作品を描きました。

 

 

ヴォージュ山中の牧場風景

「ヴォージュ山中の牧場風景」という作品は、ミレーが晩年に描いたパステルの風景画です。綺麗で素朴なスイスの風景が描かれています。

 

 

ミレーの絵画は色使いなど、けっして派手なものではありませんが、ずっと見ていても飽きない優しい作品が多いですね。

 

コレクション展Bテーマ展示館の見どころ

お気に入りのアーティストが見つかるかも

山梨県立美術館のもう一つのコレクション展Bは、日本画や版画、現代美術など、テーマごとに展示内容が変わります。

私が訪問したときは、山梨県出身の現代アーティスト、秋山令一の白黒のカラーを基調としたコラージュ作品や、スペインの宮廷画家・ゴヤの闘牛版画が展示されていました。

ゴヤの版画は繊細かつ独特です。日本には徳島県にある大塚国際美術館しかり、ゴヤの作品を取り扱う美術館が多いです。

山梨県立美術館のコレクション展AとBを合わせて見ると、1時間から1時間半ぐらいかかります。

 

山梨県立美術館のその他の施設

美術図書館

山梨県立美術館の建物内には、美術図書館があります。時間があればコレクション展を見たあと、美術図書館でミレー関連本を読まれることをおすすめします。

山梨県立美術館の「美術図書館」については、こちらの記事でも紹介しています。

 

山梨のおすすめ図書館|日本で一番図書館の多い県
この記事では、山梨県を旅行中に私が立ち寄った図書館をご紹介しています。 山梨県は、図書館数の多さで全国1位の県です。おすすめの図書...

 

ミュージアムショップ&レストラン

山梨県立美術館のミュージアムショップ

 

山梨県立美術館のミュージアムショップには、ミレーグッズに、オリジナルの信玄餅が売られていました。

また隣のレストラン「アート・アーカイブス」では、ミレーの落ち葉拾いをモチーフにしたアートドリアが食べられます。

 

芸術の森公園の中にある山梨県立美術館

山梨県立美術館は、芸術の森公園の敷地内にあります。芸術の森公園にはバラ園や日本庭園、ロダンや岡本太郎などの有名な彫刻家の作品が点在する芝生広場があり、のんびり散策することができます。

芸術の森公園を一周すると、おおよそ20分ぐらいかかりますが、木陰の場所もありますので、お弁当を持ってきてベンチでランチをするのも良いかもしれません。

 

山梨県立美術館のミレーコレクションまとめ

何度も出かけたいミレー美術館

山梨県立美術館のコレクション展の入館料は、大人が510円で、高校生以下は無料です。子供の頃にミレーの絵画が無料で見られるのは、うらやましい限りです。

今回山梨県立美術館には日曜日に出かけましたが、常設展ということもあり、比較的空いていて作品をじっくり見ることができました。

山梨県立美術館は、隣接する芸術の森公園の日陰で休憩する地元の人も多く、ゆっくり過ごせるおすすめの美術館です。

 

山梨県立美術館のアクセス・駐車場・開館時間

 
アクセス甲府昭和インターチェンジから車で8分。甲府駅から車で10分。
住所
営業時間9時から17時まで 定休日:月曜日(祝日の場合は次の日)
駐車場美術館と芸術の森公園には、無料の駐車場があります。

 

その他の美術館の記事

その他の美術館についての記事は、こちらもどうぞ。

 

砂の美術館の所要時間や観光の見どころ・入場料などまとめ
鳥取県の観光のシンボル、鳥取砂丘のすぐ隣には「砂の美術館」があります。 砂の美術館には、たくさんの巨大な砂の像が並んでいます。これらの砂の像はどれもみな精...
入館料が日本一高い大塚国際美術館の見どころ
日本には、たくさんの美術館があります。 作品のジャンルも日本画だけでなく、西洋画にオリエント、アジアの絵画を展示する美術館が揃っています。 そのうち...
安曇野アートヒルズミュージアム|ガラスの花が咲く北アルプス麓のギャラリーショップ
長野県の安曇野市に「安曇野アートヒルズミュージアム」という、ガラスのギャラリーやショップ、ワークショップなど、たくさんのガラスを見ることができる施設があります。...