大塚国際美術館|巨匠の複製画にさわれる徳島の人気観光スポット

大塚国際美術館の陶板画

日本にはたくさんの美術館があります。

ジャンルも日本画だけでなく西洋画、オリエント、アジアの美術品を展示する美術館も揃っています。

そんな全国各地の美術館を訪れてアート観賞をすることは、旅の楽しみのひとつです。

 

美術館めぐりも回数を重ねていくと、自分がどの分野、またどのアーティストの作品が好きなのか、だんだんとわかってきます。

そう考えてみると、美術館めぐりも自分を知る旅の一環といえるのかもしれません。

普段からたくさん芸術作品に触れる機会があればいいのですが、日本だけでなく世界中の美術館まで足を運ぶとなるとかなりの日数と費用がかかってしまいます。

もし世界中の絵画のなかから有名な西洋美術画を一気にまとめて見てしまいたいというご希望があるのであれば、徳島県にある「大塚国際美術館」に出かけてみることをおすすめします。

 

大塚国際美術館には

  • レオナルド・ダヴィンチの「モナリザ」
  • ゴッホの「ひまわり」
  • フェルメールの「真珠の首飾りの少女」
  • ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」

 

など、誰もが一度はどこかで目にしたことがある、または名前を聞いたことがある1000点以上の名画がずらりと並んでいます。

 

この記事では大塚国際美術館について紹介しています。

 

 

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大塚国際美術館とは

大塚国際美術館は徳島県の鳴門市にある、西洋美術の巨匠と呼ばれる芸術家たちの陶板の複製画を多数展示している美術館です。

複製画のため、飾られている作品はすべて本物ではありません。

ただ陶器に焼き付けられた作品は、どれもリタッチ処理がほどこされ、精巧につくられています。

またこの美術館の大きな特徴は、実物大の絵の側に近寄ってじっくり見たり、作品に触れることができるという点です。

もちろん本物の絵だったら触ることは許されていませんし、防護柵があったりして作品の近くによることができないケースも多くあります。

自分が気に入った作品を実際に触ってみると、偽物とはわかっていても、少なからず感動してしまうかもしれません。

 

大塚国際美術館の営業案内

営業時間:9:30から17:00(月曜休館)

入館料金:大人3240円(大学生2160円、高校生以下540円)

前売り券をコンビニエンスストアで購入すると大人3100円、大学生2100円、高校生以下520円になります。

大塚国際美術館は日本一高い入館料の美術館として知られています。

 

 

大塚国際美術館の展示の見どころ

山の中に建つ、5階建ての建物

大塚国際美術館のユニークな点のひとつが、建物が山の中にあるということです。

頂上に見える1階と2階の部分は、建物全体からするとほんの一部です。

大塚国際美術館の地上の建物

 

入口エントランスは山の登山口にあたる一番低い場所にあり、そこから長いエスカレーターを登っていくと、地下3階に到着します。

地下3階から上が展示室となり、1階ずつ順に上にあがっていきながら作品を観賞していきます。

 

1000点を超える作品数

大塚国際美術館内には、古代から中世、ルネッサンス、近世、現代までのアート作品が展示されています。

地下3階は古代・中世のキリストの宗教画がずらりと並んでいます。

大塚国際美術館の古代・中世コーナー

 

地下2階にはルネッサンス期のレオナルド・ダ・ヴィンチの「モナリザ」や「最後の晩餐」が飾られています。

モナリザ

 

1999年まで修復作業が行われていた最後の晩餐の壁画は、修復前と修復後の絵を2つ並べて比べながらみることができるという贅沢さです。

イタリアのミラノにある本物の最後の晩餐をみるには事前予約が必要で、入場制限がかけられているので、こんなに近くでゆっくり見れる機会はこの美術館ならではといえるかと思います。

 

 

地下一階にはクリムトの絵の他、ゴッホのひまわりや、ミレーの落ち穂拾いなど近代アーティストの作品が展示されています。

大塚国際美術館

 

1階と2階には現代アーティストとテーマ別の展示品が飾られています。

こちらはピカソのゲルニカです。

ピカソのゲルニカ

 

 

環境展示

大塚国際美術館には、絵画だけでなく、古代の遺跡や中世の礼拝堂の壁にかかれている画をそのまま再現した巨大な部屋があります。

こちらの部屋はヴァチカンにあるミケランジェロが最後の審判の天井壁画が描いたシスティーナ・ホールを再現しています。

システィーナホール

実物大の大きさに圧倒されます。

 

またモネの睡蓮の池を再現した屋外庭園もあります。

モネの大睡蓮の環境展示

これらの立体的な展示は、環境展示と呼ばれています。

 

美術館のまわり方

大塚国際美術館は、大きな美術館で展示ルートを足していくと全部で4キロの道のりになります。

作品も1000点以上余すところなく飾られているため、普段美術館でよくやるようにそれぞれの作品と解説を交互に見ながら歩いていくと、1日ではまわり切ることが不可能に近いです。

もちろんスピードを早めて次から次へと進むこともできますが、情報量が多すぎて、頭がパンクしそうになるかもしれません。

私も実際、展示ルートの終わりの方で現代アートのコーナーに差し掛かった頃には、どの作品もピカソの絵に見えてきてしまうぐらいお腹いっぱいの状態でした。

そのため、大塚国際美術館では時間が限られる入館客でも、できるだけ効率よくまわれるよういくつかの配慮がされています。

 

モデルコースをまわる

大塚国際美術館を短時間でまわる一つの方法として、モデルコースが設けられています。

モデルコースとは、それぞれの時代からいくつか展示作品をピックアップしておよそ1時間20分で見学できるように考えられたコースです。

この場合観賞できる作品は、1000点のうち約100点ほどの展示品となります。

 

音声ガイドを利用する

また美術館では、展示品の中から107点ほどの作品の解説が聞ける音声ガイドを500円で貸し出ししています。

こちらの音声ガイドを利用すると、展示品の解説プレートを読まなくてもヘッドフォンから流れてくる説明を聴きながら作品を観賞できるため、ゆっくりと絵に集中する時間がとれます。

音声は2時間分収録されていて、ひととおりまわるのに3時間から4時間見ておかれた方がよろしいかと思います。

 

定時に開催されているガイドツアー

大塚国際美術館では美術ボランティアの方達が作品の説明をするガイドツアーが毎日開催されています。

ガイドツアーの時間はこちらのリンクをご確認ください。

観賞のサポート(大塚国際美術館ウェブサイト)

1時間と2時間のコースが用意されています。

 

定時のガイドツアーは人気で平日でも毎回たくさんの人が集まります。

人数は多くてもガイドさんはゆっくり作品の説明してくださいますので、あまり聞き取り辛いことはなかったと思います。

勉強熱心なガイドさんが多く、作品についてだけではなく、西洋絵画の見方など美術に関心が持てるようになります。

時間があればぜひガイドツアーに参加されることをおすすめします。

 

カフェレストラン、ミュージアムショップ

観覧の途中で休憩をはさめるよう、カフェやレストランが併設されています。

またミュージアムショップでは、数千円から数十万単位のものまで陶板画が販売されていました。

経年劣化しないということなので、気に入ったものが出て来たら買って見たいと思いました。

 

大塚国際美術館まとめ

 

いかがでしたか?

私はレオナルド・ダ・ヴィンチの絵が好きで、日本で企画展が開催されると出かけていきます。

大塚国際美術館にはダ・ヴィンチの代表的な作品が複製画とはいえ常設展示されているので、彼の作品だけを見るためだけでも出かけたいお気に入りの美術館のひとつです。

またこの美術館に来てから好きになったアーティストも何人かいます。

幅広い作品を展示してありますので、いつか本物の絵を見る前に予習がてら訪問されてみるのも良いかと思います。

一度観に来て損はない美術館だと思います。

 

 

大塚国際美術館へのアクセス

本州から車で出かける場合、鳴門海峡を横断する「神戸淡路鳴門自動車道」を利用します。

大鳴門橋を渡ってすぐ、鳴門北インターチェンジで降り、そこから美術館までは車で3分です。

 

 

 

駐車場へのアクセスはこちら

大塚国際美術館の無料駐車場は700メートルほど離れた場所にあります。

駐車場から美術館までは、専用バスの送迎があります。

 

 

大塚国際美術館周辺のホテル・宿泊施設

 

 

 

周辺の観光スポット

大塚国際美術館から車で20分ほど香川県の方角へ進むと、JF北灘さかな市という魚の直売所があります。

さかな市の店頭には、鳴門鯛やカマス、グチ、ボウゼにヒラメなど地魚の刺身や干物などが並んでいます。

また車で30分ほど南に下ると年中阿波踊りが体験できる阿波踊り会館があります。

 

 

 

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