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とれとれの湯と崎の湯|南紀白浜の人気の日帰り温泉に入ってみた!

崎の湯の露天風呂温泉めぐり

和歌山県の南紀白浜は、紀州半島のリゾート地です。白い砂浜の海岸とともに、日本最古の温泉が有名です。

 

南紀白浜の温泉は、日本書紀や万葉集にも名前が登場するぐらい、古い歴史があります。

 

そんな南紀白浜で、人気の日帰り温泉に出かけてきました。

この記事では、南紀白浜で「崎の湯」と「とれとれの湯」の二つの温泉施設に入ったときの様子をお伝えしています。

 

南紀白浜の有名な「崎の湯」

飛鳥時代に天皇が訪れたと伝えられる崎の湯

崎の湯

 

南紀白浜で温泉といえば、とりあえずここは外せない有名な「崎の湯(さきのゆ)」。

崎の湯には、飛鳥時代に斉明天皇(さいめいてんのう)と、後の天智天皇になる中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)が訪れたと伝えられています。

また江戸時代には、徳川吉宗も入湯した歴史のある温泉です。

 

 

海岸ギリギリの場所にある崎の湯

崎の湯の露天風呂

 

こちらが、崎の湯の露天風呂を外側から見た写真です。

海沿いギリギリの場所に、石垣にかこまれた細長い岩の露天風呂が段差状につくられています。崎の湯には洗い場は無く、入浴のみです。

 

崎の湯の湯船につかっていると、顔に波しぶきが飛んでくるぐらい、海との距離は近いです。

 

崎の湯の営業時間・アクセス・駐車場

 
アクセスJR白浜駅まで車で14分。
住所
営業時間8:00~17:00(7月と8月は朝7時からオープン)年中無休
入浴料500円
駐車場有り(無料)

 

崎の湯の建物の目の前には、10台ほど停められる駐車場があり、係員のおじさんが誘導してくれました。

 

南紀白浜の「とれとれの湯」

関西最大級の日帰り温泉施設「とれとれの湯」

さて、次に訪問したのは「白浜温泉とれとれの湯」です。

 

とれとれの湯は関西で最大級の、温泉リラクゼーション施設です。

 

とれとれの湯は2階建てで、1階にはフロントとレストラン、岩盤浴コーナーがあります。そして2階には内湯と露天風呂、アカスリコーナーがあります。

 

種類豊富なとれとれの湯の岩盤浴コーナー

とれとれの湯の岩盤浴コーナー(チムジルバンスパ)には、

 

塩・炎・熱・温・流・雪

 

の6種類の岩盤浴の部屋があります。これだけの種類の岩盤浴がある施設は珍しいので、時間があればぜひ体験してみてください。雑誌を読みながら、寝れる休憩スペースもついています。

 

とれとれの湯の露天風呂は寝風呂がおすすめ

とれとれの湯の2階の露天風呂は広く、特に「寝湯」好きの方には、ぜひこちらの寝風呂を体験してみることをおすすめします。

 

世の中には、さまざまなタイプの寝湯がありますが、とれとれの湯の寝風呂は一旦横になると、立ち上がるのが嫌になるほど居心地がよいです。

 

寝風呂の水深はおそらく1センチもないぐらいで、うっかり寝てしまっても大丈夫。そんなに浅いお風呂で、体が冷えてしまうのではないかと心配になるかもしれませんが、とれとれの湯の寝風呂は、表面が岩盤浴のようにじんわり温かくなって、保温されるようになっています。

 

1階のレストラン「湯上がり亭」でチョコサンデー

チョコレートサンデー

 

入浴の合間には、とれとれの湯の1階のレストラン「湯上がり亭」で、チョコサンデーを注文しました。チョコサンデーの冷たさが、湯上りにはぴったりです。

湯上り亭では、他にもラーメンや定食などの食事を提供しています。

 

半日のつもりがとれとれの湯を1日満喫

時間がすぎるのがあっという間

とれとれの湯で寝風呂につかりながら、外の景色を眺めたり、岩盤浴コーナで寝ながら雑誌が読んだりしていて、あっという間に時間が過ぎていきました。

半日程度ですませるつもりが、結局帰る頃にはすっかり暗くなってしまいました。

 

とれとれの湯正面

 

急いで帰り支度を整えます。とれとれの湯に入館した時に撮り忘れたので、帰りに入口の写真を撮影しておきました。

 

南紀白浜のとれとれの湯と崎の湯|人気の日帰り温泉まとめ

熊野山や高野山の参拝と一緒に

今回、熊野山の那智神社から高野山へ行く途中で、南紀白浜に立ちよりました。

日本最古の湯で汗を流してから高野山を参拝しようと、「崎の湯」と「とれとれの湯」に入りました。「崎の湯」は海を間近に感じられる温泉で、「とれとれの湯」は岩盤浴と寝湯が最高でした。

 

参拝前のお清めになったかどうかはわかりませんが、温泉でゆっくりできたお陰で、長距離ドライブの疲れを一気に吹き飛ばすことができました。

 

次に南紀白浜に出かける際は、宿泊して日帰り温泉の他にも、アドベンチャーワールドや白浜海岸にも立ち寄りたいと思います。

 

とれとれの湯の営業時間・料金・アクセス・駐車場

 
アクセス崎の湯から車で10分。
住所
営業時間9:00~23:00
入館料大人が750円で、岩盤浴を利用する場合は、800円の追加料金がかかります。
駐車場無料の大型駐車場を完備。

 

隣接する「とれとれ市場」

「とれとれの湯」のすぐ隣には、これもまた規模が大きな産直市場の「とれとれ市場」があります。

とれとれ市場には、和歌山県の物産品がたくさん売られていてお土産を買うのに便利です。

 

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フリーランスガイドをしています。日本国内の旅行スポットについて、自分で書き留めたメモを、記事にして紹介しています。

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