本州から車で、四国に出かけるときに使うルートは3つあります。ひとつめは兵庫県の淡路島を通って、徳島県に渡る「明石海峡大橋」を使うルート。次は広島県から「しまなみ海道」を利用して愛媛県に向かうルート。
そして3つ目が、岡山県から「瀬戸大橋」を通り、香川県に向かうルートです。
瀬戸大橋は、3つのルートの中で一番最初に開通しました。
この記事では四国と本州を結ぶ「瀬戸大橋」と、展望台から瀬戸大橋のパノラマの景色が楽しめる、与島パーキングエリアについて紹介しています。
瀬戸大橋(せとおおはし)について
本州と四国をはじめて結んだ海の大橋
瀬戸大橋(せとおおはし)は、本州と四国をはじめて結んだ、長さが9.4キロメートルの橋です。
昭和53年に工事を着工し、10年後の昭和63年4月10日に開通しました。今年は、瀬戸大橋の開通から数えてちょうど31年目にあたります。
瀬戸大橋には、延べ人数5千人を超える人々が建設に従事しました。橋が開通したときは記念イベントとして、10万人の人が歩いて瀬戸大橋を渡りました。
瀬戸大橋の建設
以前「プロジェクトX」というNHKのテレビ番組で、瀬戸大橋の建設にかかわった人たちの特集をしていました。
瀬戸大橋をつくるときは、まず瀬戸内海の海中に「ケーソン」と呼ばれるコンクリートの基礎をつくらなければなりません。このケーソンをバランスよく所定の場所に設置することが、巨大な橋の維持に重要な役割を果たしているそうです。
与島パーキングエリアの展望台からの瀬戸大橋の眺め
瀬戸大橋の中間地点にある与島パーキングエリア
瀬戸大橋は、岡山県の倉敷市から香川県の坂出市まで続いています。上の写真は瀬戸大橋の途中にある、与島(よしま)パーキングエリアから、香川県の坂出市方向を見た景色です。
与島パーキングエリアの展望台から眺める瀬戸大橋
与島は瀬戸大橋のちょうど中間地点にある、瀬戸内海の島です。
与島パーキングエリアの屋上には、展望台があります。天気の良い日は、瀬戸内海の島々や、香川県の讃岐富士とよばれる飯野山まで見渡すことができます。
与島パーキングエリアで食べられる讃岐うどん
香川の讃岐うどんが食べられる「架け橋夢うどん」
与島パーキングエリアには、「架け橋夢うどん」というセルフ式の讃岐うどん屋があります。
カウンターで、ぶっかけうどんや、釜揚げうどん、釜玉うどんなどをオーダーして、豊富なトッピングメニューと一緒に、コシのある讃岐うどんを、瀬戸内海の海を眺めながら楽しむことができます。
今日はぶっかけうどんの小(299円)に、鳴門金時のさつまいもの天ぷら(103円)とちくわの天ぷら(130円)を注文しました。
「ようこそ。うどん県へ」のポスター
お店には「ようこそ。うどん県へ」のポスターが飾られていました。香川県出身の要潤さんは、うどん県副知事だそうです。
瀬戸大橋と与島パーキングエリアまとめ
迫力ある瀬戸大橋を眺められる
長さが12キロメートル以上、海面からの高さが194メートルの大きさの瀬戸大橋。与島パーキングエリアの展望台からは、スケールの大きな瀬戸大橋を一望できるので、おすすめです。
瀬戸大橋を渡るときは、ぜひ与島パーキングエリアに立ち寄って、展望台から瀬戸大橋のパノラマの眺めを楽しんでみてください。
また四国へ旅行へ出かけたさいは、片道に瀬戸大橋を利用して、帰りは別のルート(明石大橋やしまなみ海道)を通るという旅行も良いかもしれませんね。
与島パーキングエリアのアクセス・営業時間
アクセス | 坂出市から車で15分 |
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住所 | |
営業時間 | 24時間(与島プラザは8:00-21:00) |
URL | 公式サイト |
駐車場 | 有り(無料) |
瀬戸大橋周辺のホテル・宿泊施設
瀬戸大橋周辺の観光スポット
瀬戸大橋から出かけられる観光スポットを、いくつか紹介しています。