ねずみ大根ってご存知ですか?ねずみ大根は、その名の通り、ずんぐりした形の辛味の強い大根です。
長野県の坂城町では、このねずみ大根の絞り汁をつゆにした「おしぼりうどん」が食べられます。
この記事では、坂城町でおしぼりうどんが食べられるお店をご紹介しています。
おしぼりうどんとは?
ねずみ大根をツユにつかったうどん
おしぼりうどんは、ねずみ大根を絞ってつゆに使っています。
ねずみ大根のしぼり汁は、普通の大根と比べるととても辛いです。そのままうどんにつけて食べてもいいんですが、辛味を抑えるために、一緒にだされる味噌をまぜて、つゆに甘みを出します。
おしぼりうどんは、長野県坂城町の名物
おしぼりうどんは、長野県坂城町のご当地名物のうどんです。おしぼりうどんのツユに使われている、ねずみ大根は、長野県の坂城町で栽培されている、下膨れの大根になります。
ねずみ大根の収穫時期は、毎年10月末から12月になります。
ねずみ大根は、色や形がねずみに似ているので、坂城町のマスコットキャラクター、「ねずこん」のモデルにもなっています。
おしぼりうどんが食べられる坂城町のお店
さかき地場産直売所「あいさい」
それではおしぼりうどんが食べられるお店を、ご紹介していきます。まず最初にご紹介するお店は、「さかき地場産直所・あいさい」です。
あいさいは、しなの鉄道のテクノさかき駅から歩いて14分の場所にある、小さな道の駅です。
あいさいには、食堂が併設されていて、「おしぼりうどん」や「おしぼりそば」が提供されています。
坂城地場産直売所あいさいのおしぼりうどん
こちらが、あいさいの手打ちおしぼりうどん(720円)です。手打ちのコシのあるうどんに、ねずみ大根のつゆ、薬味にネギと鰹節に味噌、お漬物の小鉢がついています。
ねずみ大根の辛いつゆだけでうどんが食べられるか、少し不安な人は、追加で50円払うと、普通のお醤油ベースのつゆもつけることができます。
普通のつゆと、ねずみ大根のつゆで食べくらべできるのはいいね!
大根をうどんやそばの薬味として使うことは良くありますが、大根の絞り汁だけをつゆにするのは、めずらしいですよね。
一口食べると、ねずみ大根の苦味と辛さが口一杯に広がります。食べ慣れていないと、大根つゆだけだとキツイかもしれません。
お味噌を入れてまぜると、甘味が感じられ大分辛味がマイルドになります。
坂城ではこの辛味のあとでほのかに甘みが感じられる味を「あまもっくら」した味と呼んでいます。
坂城地場産直売所あいさいのアクセス・駐車場・営業時間
アクセス | 坂城インターから車で5分。 |
---|---|
住所 | |
営業時間 | 8:30-16:00 |
URL | 公式サイト |
駐車場 | 有り(無料) |
かいぜ
おしぼりうどんが食べられる、2件目のお店は、高速道路の上信越自動車道の坂城インター近くにある、「かいぜ」というお店です。
かいぜでは、おしぼりうどんと、そばが半人前ずつ、一緒に楽しめる「わがままセット(1000円)」が人気です。
かいぜへのアクセス・駐車場・営業時間
アクセス | 坂城インターから車で2分。 |
---|---|
住所 | |
営業時間 | 11:30-14:00(月曜・火曜定休) |
駐車場 | 有り(無料) |
ねずみ大根で食べるおしぼりうどんまとめ
食べ慣れると癖になるおしぼりうどんの味
おしぼりうどんのつゆを、最初に食べると辛さにびっくりするかと思います。ただ食べ慣れてくると、くせになってくる味です。
そして辛味をマイルドにさせる、味噌の存在も大きいです。長野県をご旅行の際は、ぜひおしぼりうどんを試してみてはいかがでしょうか?
その他のグルメ記事
その他のご当地うどんや蕎麦の記事は、こちらもどうぞ