学園都市の茨城県つくば市には、「つくば温泉 喜楽里(きらり) 別邸」という日帰り入浴施設があります。こちらの日帰り温泉は、2018年4月にオープンしてばかりの、新しい施設です。
この記事では、茨城県にある日帰り温泉施設の「つくば温泉 喜楽里 別邸」に出かけてきたときの様子を紹介しています。
つくば温泉喜楽里 別邸
日帰り温泉チェーン湯楽の里の1店舗
つくば温泉 喜楽里 別邸は、関東で21店舗を構える日帰り温泉チェーン「湯楽の里」の1店舗です。
温泉に使われているのは、地下1620メートルから湧き出ている温泉で、泉質は、ナトリウム塩化物泉になります。
つくば温泉喜楽里(きらり)別邸を利用する
駐車場から建物入り口まで
つくば温泉喜楽里(きらり)別邸の広い駐車場に入ると、高い木々にかこまれた、風情のある施設の建物が見えてきます。入口に入ると、まず目につくのは、脇に展示してある、温泉掘削のときに使用されたドリルでした。
靴箱のキーで清算まで自動対応可能
入館すると、最初に下駄箱に自分の靴をいれます。そしてその下駄箱の鍵が、バンドキーになります。
このバンドキーをかざすと、レストランや自動販売機、エステなど館内の施設が利用でき、すべての会計が自動計算されるしくみになっています。合計の料金は帰りに精算機で支払います。
かまど炊きごはんとおかずを提供する食事処
館内に入ると、すぐ目の前には、お食事処「ごはん家風玄(ふくろ)」があります。まずはここで食事をすませてから、入浴することにしました。
ごはん家風玄の店内は広く、カウンターとテーブル席、掘りごたつの畳の席から、空いている好きな席を選ぶことができます。
着席してメニューの中から、自家製美明豚のメンチカツ御膳(980円)を注文しました。
美明豚(びめいとん)は、茨城のブランド豚です。ごはん家風玄では、美明豚を使った生姜焼きや豚丼、カツなどのメニューが提供されていました。
美明豚のメンチカツは、臭みがなくジューシーでした。
バリエーション豊富な内風呂
さて、腹ごなしがすんだところで、温泉に入ることにします。内風呂はコンパクトながらも、バリエーション豊富な湯船が揃っていました。
ボタンを押すと、断続的にトントンと振動を感じる電気風呂や、ジェットバス、高濃度炭酸風呂などの湯船が区切られていて、順番にすべて試してみたくなります。
炭酸風呂は、高濃度とうたっているだけあって、身体中に小さな炭酸の泡がみるみるうちに付着して、血行が良くなる感じがします。
寝ころび湯のある露天風呂
露天風呂は湯船が2つと、寝ころび湯がひとつあります。女性用の寝ころび湯の前には、クレイパックが用意されていました。鏡の前で顔を白く塗り、パックをしたままのんびり寝ころび湯につかることができます。
ロウリュウサウナ
内風呂に設置されているサウナは、ロウリュウサウナです。ロウリュウサウナは、石の上に水をかけて、水蒸気を浴びるタイプのものです。テレビ画面を眺めながら、汗をかくことができます。
岩盤浴「温熱房」
温泉をひととおり試したあとは、お風呂場の向かいにある、「温熱房」に向かいます。ここは追加料金が280円(土日祝日300円)かかりますが、気軽に岩盤浴が楽しめるコーナーになっています。
温泉入浴と岩盤浴を交互にあわせて利用すると、たっぷり汗を流せますね。
スマホも充電できるお休み処
つくば温泉喜楽里の休憩所には、リクライニングができるチェアーがあります。チェアの脇には、USBケーブルを差し込める充電端子がついていて、ここで汗がひくまで、のんびり寝ころびながらスマホやタブレットの閲覧ができます。
帰り際にまた軽く腹ごしらえ
入浴と休憩がすんだあと、お食事処「ごはん家 風玄(ふくろ)」に再度立ち寄って、お風呂上がりのジュースと、黒カレーうどんを食べて帰途につきました。
つくば温泉 喜楽里 別邸のまとめ
温泉施設として充実したサービスが受けられる
つくば温泉喜楽里 別邸は、関東にある他の大型日帰り温泉施設と比べるとややこじんまりとはしていますが、温泉にあって欲しい設備やサービスが十分に揃っています。
夜12時まで営業していて、気づくと遅くまで長居してしまいそうです。
まだ新しく綺麗な施設ということもあり、連休などは混んでいますが、つくば市に旅行に出かける度、ついつい寄りたくなってしまう魅力がある日帰り温泉です。
つくば温泉喜楽里別邸のアクセス・駐車場・入館料
アクセス | つくばエキスプレス「研究学園駅」から徒歩15分。 |
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住所 | |
営業時間 | 9:00~24:00 |
入館料 | 中学生以上1050円(休前日1250円) |
駐車場 | 有り(無料) |
周辺の観光スポット
茨城県のつくば市には、国立科学博物館の植物園などの観光スポットがあります。