指宿市は、鹿児島県の南、薩摩半島にある市です。指宿といえば「そうめん流し」の日本発祥の地として知られています。
そうめんと聞けば夏のイメージですが、ここ指宿市では一年中この「そうめん流し」が楽しめるのです。
この記事では、開聞岳のふもとで、指宿市の市営の「唐船峡」に訪問して、回転そうめん流しを体験したときの様子をレポートしています。
開聞岳のふもとの指宿でランチ
開聞岳を見ながらドライブ
この日は指宿駅の近くで、砂蒸し風呂を体験したあと、国道226号を通って開聞岳のふもとまでやってきました。
薩摩富士とも呼ばれる開聞岳(かいもんだけ)は、標高が924メートルの独立峰です。
どの方向から見ても、綺麗な円錐型(コーン型)をしていますね。天気の良い日で、開聞岳の形がはっきり見えました。
いつか登って、開聞岳山頂からの景色を見てみたいと思います。
指宿市営の「唐船峡」
そうめん流し発祥の店「唐船峡」
さて、今日のお昼はこの開聞岳のふもとにある「唐船峡」でそうめん流しを食べることにしました。
唐船峡(とうせんきょう)はそうめん流し発祥の場所で、指宿市が運営している市営の施設です。
唐船峡の入り口
こちらが唐船峡の入り口です。この奥に見える橋を渡ったところに、そうめん会場に降りる地下の階段があります。
唐船峡の食事メニュー
唐船峡の回転そうめん流しは、年中無休で営業しています。
階段を降りると、途中でお店の看板メニューが設置されていました。そうめんがメインの定食が4つと、ニジマスの塩焼きや、鯉こくなどの単品も選べるようになっていました。
黒豚丼やマス釜飯など、季節限定のメニューもあるようです。
そうめん流しには名水百選の湧き水を使用
そうめん流しの水には、綺麗な湧き水が使われています。唐船峡から2キロメートル離れたところにある、池田湖の地下水「京田湧水」を引いて、飲料水としても提供しているようです。
この京田湧水は、名水百選にも選ばれています。
唐船峡の回転そうめん流しを楽しむ
唐船峡の回転そうめん流しの会場
地下に降りると、広く開放的なそうめん流しの会場に到着しました。屋根がついているテラスの一角の、空いている席を選びます。
受付で注文時に、自分のテーブル番号を伝えると、頼んだ食事を座っているテーブルまで運んできてくれます。
唐船峡のそうめん流しの回転スピードのはやさ
そうめんを注文してみました。テーブルに備え付けられた、そうめん流しの台を動画に撮ってみましたので、回転スピードをご覧ください。
水が流れるスピードが早くて、ビックリしますよね。お子さんを連れてきたら喜びそうです。大人でも楽しい!
流れる水の回転スピードの速さには驚きましたが、これぐらい高速の方が、麺を箸でつかみやすいです。
九州のめんつゆは甘い!
また、そうめんと一緒に出された唐船峡のめんつゆも今回初めてで驚きましたが、本州のめんつゆとはまったく違った甘いつゆでした。
九州のめんつゆは、この甘さが基本なのでしょうか?唐船峡のめんつゆは、くせになりそうな味で、いつもよりそうめんをたくさん食べることが出来ました。
指宿の唐船峡のそうめん流しまとめ
テラスで楽しむ回転そうめん流し
くるくる回る唐船峡の回転そうめん流し、いかがでしたか?唐船峡で出されるそうめんの量は一人分でも多く、十分に楽しめます。
地下にある会場も涼しく、アトラクションを体験しているようで、次回は家族や友人達とグループで再訪したいと思いました。
指宿「唐船峡」のアクセス・駐車場・営業時間
アクセス | 唐船峡までは、指宿駅から開聞岳を経由して、車で23分ほどかかります。 |
---|---|
住所 | |
営業時間 | 10:00~17:30(季節によって閉店時間が変更)年中無休 |
URL | いぶすき観光ネットサイト |
駐車場 | 有り(無料) |
指宿周辺のその他の観光スポット
指宿周辺のその他の観光スポットについては、こちらの記事もどうぞ。