日本には全国各地に、国が運営する都市公園が17箇所あります。
この記事では、国営公園とは何か?についての説明と、それぞれの公園について紹介しています。
国営公園について
リクリエーションと防災拠点の役割をもつ公園
国営公園は
- リクリエーションの拠点
- 環境学習の拠点
- 地域文化の継承
- 防災の拠点
としての役割を担う、国が全国に設置している都市公園です。
子供が無料の施設が充実した広い公園
17箇所の国営公園のうち、5箇所の公園は入園料が無料です。他の公園は500円程度の入園料がかかりますが、小・中学生は無料で利用することができます。
国営公園はアスレチックや、水遊び、スポーツ遊具施設などを備えているところが多く、また園内で採れた木の実などの自然の材料を使って作る木工製品のクラフト体験教室にも安価で参加することができます。
公園の中でお弁当を広げてピクニックをしたり、グループで食材を持ち込み、バーベキューができるところもあります。
全国にある国営公園の一覧
1. 滝野すずらん丘陵公園(北海道)
さまざまアクティビティが楽しめる北海道の札幌市にある国営公園です。
2. みちのく杜の湖畔公園(宮城県)
ダムのまわりに整備された宮城県にある国営公園です。
3. ひたち海浜公園(茨城県)
ネモフィラの花畑で有名な茨城県の海の近くにある国営公園です。
4. 武蔵丘陵森林公園(埼玉県)
日本で一番はじめに埼玉県につくられた国営公園です。
5. 昭和記念公園(東京都)
東京都で一番大きな165ヘクタールの広さの国営公園です。
6. 東京臨海広域防災公園(東京都)
東京の有明にある防災学習施設を備えた国営公園になります。
7. 越後丘陵公園(新潟県)
新潟県の長岡市にある、越後丘陵公園では、季節毎にバラやチューリップなど花の鑑賞を楽しめます。公園内にはアスレチックに水遊び広場、雪そりができる広場など、自然環境を利用した遊び場が用意されています。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

8. アルプスあづみの公園(長野県)
長野県の安曇野市にある、アルプスあづみの公園は、大町・松川地区と、堀金・穂高地区の2つのエリアにわかれています。
大町・松川地区には木陰の下をのんびり歩く散策コースや、マウンテンバイクのサイクリングコースなどが用意されています。また堀金・穂高地区は、北アルプスの雪解け水が流れる渓流のまわりに整備された公園です。
アルプスあづみの公園の紹介記事は、こちらをご覧ください。

9. 木曽三川公園(岐阜県・愛知県・三重県)
東海地方の3県にまたがる日本で一番大きな国営公園です。
10. 淀川河川公園(京都府・大阪府)
水鳥が集まる淀川の河川敷沿いに、37キロメートルに渡り、40地区の敷地が整備された国営の河川公園です。
11. 明石海峡公園(兵庫県)
大阪湾と明石海峡が見渡せ、季節の花と緑が楽しめる、兵庫県の淡路島にある国営公園です。
12. 飛鳥歴史公園(奈良県)
飛鳥時代の古墳を中心に整備された奈良県にある国営公園です。
13. 備北丘陵公園(広島県)
野外コンサートの会場として利用される大型の広場が設置されている広島県の国営公園です。
14. 讃岐まんのう公園(香川県)
日本最大のため池の周囲につくられた香川県の国営公園です。
15. 海の中道海浜公園(福岡県)
海の中道海浜公園は、アクティビティがたっぷり楽しめるプールや遊園地、動物と触れ合える自然動物園やフラワーミュージアム、ホテルを有する福岡県にある国営公園です。
16. 吉野ヶ里歴史公園(佐賀県)
弥生時代の遺跡の保存エリアを中心にしたリクリエーション設備を用意した佐賀県にある国営公園です。
吉野ヶ里歴史公園の訪問記は、こちらの記事をどうぞ。

17. 沖縄記念公園(沖縄県)
美ら海水族館や首里城など沖縄の有名な観光スポットを有する沖縄県にある国営公園です。
国営公園の一覧まとめ
個人からファミリーまで1日楽しめる公園
国営公園は、園内に遊歩道や手入れが行き届いたトイレも整備されています。また一年を通じて季節ごとに花まつりやイルミネーションイベントも開催されています。
個人からファミリーまで、1日中楽しむことができる公園ですので、近くに出かけられた際は、国営公園に寄られてみてはいかがでしょうか?
その他の日本の公園
全国各地にある公園については、こちらの記事もどうぞ。

