稲庭うどんの食べ方|温冷どちらでも美味しい秋田の干しうどん

秋田

秋田の名物、稲庭うどん。稲庭うどんは冷たくしても温かくしてもどちらも美味しくいただけるうどんです。

 

 

この記事では、秋田県で稲庭うどんの食べ歩きをしてきたときの様子を紹介しています。

 

天ざる稲庭うどん(レストラン樹楽里)

冷たい稲庭うどんと天ぷらの相性ばっちり!

 

まずご紹介するのは、冷たい稲庭うどんです。秋田空港近くにある、ホテルクリプトン内のレストラン樹楽里(きらり)では、のどごしの良い冷たい稲庭天ぷらうどんが食べられます。

ざるの稲庭うどんに、揚げたての天ぷらがついています。稲庭うどんは、普通のうどんのように太くないので、つるっと喉越しがよく、また一般的なそうめんのように細すぎないので、つゆにほどよく絡んで食べ応えがあるんですよね。

稲庭うどんの特徴をよく知るには、稲庭うどんをまずは冷たくして食べてみるのがおすすめです。

 

かけうどん(佐藤養助 秋田店)

稲庭うどんの老舗で食べる温うどん

 

次は温かい稲庭うどんです。稲庭うどんの老舗としても有名な「佐藤養助」のお店が、JR秋田駅から歩いて行ける場所にあります。こちらの佐藤養助の秋田店で、シンプルな温かいかけうどんを注文しました。

稲庭うどんはコシのある麺なので、冷たい状態のまま食べるのが主流です。ただ稲庭うどんは平打ち麺で、太さもあるので、温かくしても柔らかくなり過ぎることはありません。

それでいてつるっとしたのどごしは、そのまま感じることができますので、温かい稲庭うどんも試してみてください。

 

稲庭うどんはどこで買えるの?

秋田県の道の駅や空港・駅のお土産ショップで買える

 

このように冷たくても温かくして食べても美味しい稲庭うどんは、どの県のスーパーでも買えますが、やはり本場秋田県の、稲庭うどんの品揃えは違います。

秋田県では、こんな風に山盛りに稲庭うどんが売られているところをよく見かけます。

 

稲庭うどんの切り落としも安く売られている

 

特にこちらの写真のような、讃岐うどんの切り落とし(正規商品としては売れない不完全な形のうどん)は、秋田県に出かけないと、なかなか売っているところを見る機会がありません。讃岐うどんの切り落としはお得なので、つい買ってしまいます。

秋田県内では、秋田空港内のお土産ショップか、「道の駅象潟ねむの里」などにも売られています。

 

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稲庭うどんのブランド

稲庭うどんのメーカはいくつかありますが、通販で買うとすれば、老舗の佐藤養助の稲庭うどんがおすすめです。

 

 

また通販ではあまり見かけませんが、眞壁屋の稲庭うどんも美味しいですよ。

 

稲庭うどんの湯で方・食べ方

冷・温麺ともに、茹でてから一旦冷水でシメる

稲庭うどんの茹で方をご説明します。稲庭うどんは、たっぷりのお湯で、5分ほど茹でてから、一旦ざるにとり、冷水で揉み洗いしてぬめりをとります。

冷たいうどんで食べる場合は、そのままいただきます。定番の醤油ベースのつゆの他に、ごまだれを使ったり、薬味にしょうがやもみじおろし、梅干しやみょうがなど、いろいろ試してみるのもいいですね。

また温かいうどんで食べる場合は、一旦ぬめりを取ったあとで、温かいつゆに入れて食べるとコシがある美味しい稲庭うどんを楽しめます。

 

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