原爆ドーム|世界遺産と広島平和記念公園

中国・四国の旅
Luciano Mortula/Shutterstock.com

ユネスコの世界遺産には、負の遺産と呼ばれるものがあります。

正式な名称ではないようですが、人々が過去におかした過ちを繰り返さないために、平和の祈りをこめた象徴を意味するそうです。

広島の原爆ドームは、1996年に世界文化遺産に登録されました。

 

 

この記事では広島の原爆ドームと、平和記念公園について紹介しています。

 

原爆ドームについて

世界文化遺産に登録された「原爆ドーム」

広島の原爆ドームは、もとは1915年に建てられた広島県産業奨励館とよばれる物産品展示館でした。

1945年の8月6日に広島に原子爆弾が投下されます。

爆心地は、広島産業奨励館(原爆ドーム)から通りをはさみ、目と鼻の先にあります。

600メートル上空で原爆が爆発した時、周囲の建物は、ほぼ全壊してしまいましたが、広島産業奨励館のドーム部分と枠組みは奇跡的に残り、その姿を現在も見ることができます。

その年の12月までに広島では14万人の死者を出し、被爆者の総数は約42万人とも言われています。

原爆ドームは現在柵で囲われていて、柵の外側から見学することができます。

広島の平和記念公園について

たくさんの人が訪れる平和記念公園

広島平和記念公園は、原爆の爆心地に近い場所につくられ、公園内や周辺には「原爆ドーム」を含めた被爆建物が保存されています。

またユーカリやしだれ柳など爆心地から近いところに生えていて、一部黒焦げになったものの新芽が生えて今も生き延びています。

公園内には平和を祈るモニュメントや追悼碑、平和記念資料館などがあります。

原爆ドームや広島平和記念資料館がある広島平和記念公園には、2016年にアメリカのオバマ大統領が訪問しました。

 

広島平和記念資料館

原爆ドームから徒歩7分の場所にある、広島平和記念資料館には、被爆資料など2万点以上の資料が所蔵されています。

東館の展示コーナーに入ると、すぐ目の前に被ばく前後の原爆ドーム周辺の姿がパノラマビューや立体映像でうつしだされていて印象に残ります。

展示室には、被害の全体像や人への障害、救援活動など、当時の状況から、現在までの広島の復興の歩みが紹介されています。

 

資料を熱心に見る外国人訪問者

 

広島平和記念資料館には現在多くの外国人も含め年間160万人以上の来館者が訪れています。

館内では毎日ボランティアの方が展示物の解説をして下さっています。

 

 

 

平和記念資料館の入館時間

開館時間 8時半から 大人200円(高校生100円、中学生以下無料)

なお、平和祈念資料館の本館は2019年までリニューアル工事中のため、現在は東館のみ入館することができます。

本館に展示されていた被ばく資料は、一部東館の1階にうつされていて閲覧することが可能です。

 

国立広島原爆死没者追悼平和記念館

国立広島原爆死没者追悼平和記念館は、2002年に開館した、平和記念公園の中にある施設としては比較的新しい建物です。

建物の中には、広く静かな追悼空間があります。

またビデオ上映がされている情報展示のコーナーや、体験記閲覧室なども設けられています。

体験記閲覧室は、図書館のようなつくりになっていて、原爆の関連資料や本などが置いてあります。

またタッチパネルで当時の体験記や、被害状況を撮影した資料などを検索することがができます。

平和祈念資料館よりも比べてそれほど人が多くなく、座りながらゆっくり資料を閲覧することができます。

平和祈念資料館が混んでいる時は、こちらの閲覧室を利用するのも良いかもしれません。

8時半からオープンしていて、入館は無料です。

 

原爆ドームと平和記念公園のまとめ

学生や海外の旅行者が多く訪れる場所

広島の原爆ドームや、平和記念公園は、日本にある世界遺産の中でも、学生や海外の方が訪れる割合が多い場所のひとつです。

そのため資料や展示物も、こども用にひらがなを使ったり、かなり多言語対応が進んでいる場所との印象をうけました。

それだけ後世や世界に伝えようとする意思が伝わって来る場所です。

 

平和記念公園へのアクセス

JR広島駅からバスで15分で原爆ドームに到着します。

公園周辺にいくつか駐車場があります。広島平和記念資料館から原爆ドームへは歩いて7分の距離です。

 

 

広島のその他の世界遺産

広島にはもうひとつ、世界遺産に登録された宮島(厳島神社)があります。

 

 

平和公園(原爆ドーム)から厳島までは「世界遺産航路」と呼ばれる高速船が運行していています。

厳島までは45分で到着します。

 

 

 

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フリーランスガイドをしています。国内の旅行スポットについて、自分のメモを、記事にて紹介しています。

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