新潟県には、そば粉に布海苔が練りこまれた、へぎそばというご当地そばがあります。
この記事では「小嶋屋総本店」という、へぎそばの発祥のお店に訪問してきたときの様子を紹介しています。
へぎそばとは?
布海苔が練り込まれた緑色の蕎麦
へぎそばは、そば粉に布海苔(ふのり)が練りこまれた新潟県のご当地そばです。へぎ蕎麦は四角い器に一口サイズに盛られて出されます。
布海苔は刺身のツマやお味噌汁の具にも使われる海藻ですが、昔は織物の糊としても使われていました。
新潟県の魚沼十日町地方では、蕎麦のつなぎとして昔からこの布海苔が使われてきました。
小嶋屋総本店について
へぎそばの発祥のお店
小嶋屋総本店(おじまやそうほんてん)は、十日町市にある本店をはじめ、新潟市や長岡市など新潟県内に直営店が8店舗ある、へぎそばのチェーン店になります。
布海苔をそばに使うことを最初に考えたのが、このお店の初代の方だそうです。
小嶋屋総本店の豊富なメニュー
へぎそばがセットになった人気のメニュー
小嶋屋総本店では、へぎそばの他にも天ぷらや海鮮丼、ちらしにソースカツ丼、栃尾の油揚げなどの一品料理やデザートまで数多くのメニューを提供しています。
上の写真は、レディース御前です。レディース御前には、へぎそばの他にちらしの押し寿司や茶碗蒸し、サラダに蕎麦だんごなどのデザートなど小鉢が少しずつ付いていました。
小嶋屋総本店には他にもたれかつや海鮮丼、天ぷらとへぎそばがセットされた御膳が用意されていました。
へぎそばにからしをつけていただく
へぎ蕎麦の薬味にからしとごま
小嶋屋総本店でへぎそばを頼むと、まず最初にそば茶と一緒に薬味にごまとネギ、それと本店ではからしを持ってきてくれます。
(別の店舗でも、口頭でからしをお願いすると出してくれるので、薬味として試してみてください。)
蕎麦をからしで食べるというのは、今回初めてだったのですが、海藻の風味をかすかに感じる蕎麦に、からしが思いのほかぴったり合いました。
小嶋屋総本店のへぎそばのまとめ
喉越しがよくさっぱりした味の蕎麦
へぎそばは、普通の蕎麦より海藻が含まれているせいか、喉越しがつるっとしていてさっぱりとした味がします。
小嶋屋総本店では、乾麺のへぎそばが売られていますので、お土産に持ち帰ることもできます。
生麺と比べると乾麺は少し風味が落ちてしまうそうですが、自宅でもからしをつけて楽しむことができます。
小嶋屋総本店へのアクセス・駐車場・営業時間
アクセス | JR十日町駅から車で7分。越後川口インターより車で25分。 |
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住所 | |
営業時間 | 11:00~21:00(年中無休) |
URL | 公式サイト |
駐車場 | 有り(無料) |
十日町市の他にも新潟市、長岡市、三条市などに直営店があります
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