芦ノ湖の観光｜海賊船に箱根関所・寄木細工のお店をめぐる

神奈川県の箱根といえば、東京から気軽に出かけられる代表的な観光スポットのひとつですよね。

東京から車や電車で1時間半ほどの距離にある箱根には、1日ではまわりきれないほどたくさんの見どころがあります。

この記事では、神奈川県の箱根の観光名所のひとつ、芦ノ湖（あしのこ）で観光船に乗ったり、観光スポットまわったときの様子を紹介しています。

芦ノ湖の観光

神奈川県の箱根にある芦ノ湖（あしのこ）は、面積が7キロ平方メートルで、一周すると距離が23キロメートルある湖です。

芦ノ湖は、箱根火山の噴火で4000年ほど前にできたカルデラ湖です。

芦ノ湖では遊覧船で湖を周遊したり、ボードで釣りをすることもできます。

周辺には水族館、レストラン、ミュージアム、箱根関所や箱根神社などの史跡が点在しています。

箱根山に向かうロープウェイ（箱根・駒ケ岳ロープウェイ）の発着駅に向かう際には、芦ノ湖の観光遊覧船を利用するのが便利です。

遊覧船で、芦ノ湖をクルージングしながら、天気の良い冬の日は、逆さ富士（富士山が芦ノ湖の湖面に鏡のようにうつる様子）も見ることができます。

寄木細工（よせぎざいく）は、江戸時代から現在まで続いている箱根の伝統工芸品です。

寄木細工は、欅や楠、はぜの木、桂やほおの木など、それぞれ色が違う天然の木を組み合わせてつくります。商品によっては、やすりで削った木の皮を表面に貼りつけているものや、すべて寄木でつくられているものもあります。

芦ノ湖畔にある丸山物産では、寄木細工やからくり箱の制作・実演販売をしています。店内にはお盆やティッシュボックス、小物入れなど豊富な商品がそろっています。

丸山物産は、箱根関所から徒歩でいける場所にあります。お店の向かいには、箱根関所からくり美術館といって、からくりの仕掛けに実際に触れることができる美術館があります。

からくり箱は秘密の仕掛け箱になっていて、何回かしかけを動かすことで箱がひらく仕組みになっています。

江戸時代の五街道のひとつ、東海道の旧街道沿いにその昔、箱根関所がありました。江戸時代の箱根関所の建物は復元されて、東海道を旅する人々に目を光らせていた、当時の関所を再現しています。

入館料を払って、大番所、上番休息所や、足軽番所などの見学をすることができます。

箱根の関所跡から、芦ノ湖の遊覧船に乗船することもできます。

箱根は富士山が見える温暖な場所にあり、一年中観光を楽しむことができます。

また箱根は温泉の湧出量が全国５位の、人気の温泉地です。観光のついでに温泉でゆっくりされるのはいかがでしょうか？

芦ノ湖に観光に来た際は、足を伸ばして箱根ロープウェイで火山口がある大涌谷に出かけてみてはいかがでしょうか？