神社やお寺に、お参りした後の楽しみといえば、参道のお店でその土地の名物を食べること。
お伊勢さんという名前で親しまれている三重県の伊勢神宮の内宮(ないくう)の隣には、一年中多くの観光客でにぎわう「おかげ横丁」というスポットがあります。
この記事では、おかげ横丁で伊勢うどんや赤福など伊勢の名物を食べ歩きしたときの様子を、紹介しています。
おかげ横丁とは
伊勢神宮の内宮の隣にある門前町の通り
おかげ横丁は、伊勢神宮に訪れる参拝客向けの観光スポットで、昔の門前町の雰囲気を再現した通りです。
この通りには、伊勢うどんなど、地元名物の軽食や甘味処、お土産物屋がたくさん集まっています。
おかげ横丁の伊勢名物を紹介
赤福餅(内宮前支店)
伊勢神宮(内宮)の宇治橋鳥居から、おかげ横丁の通りへ向かって歩いていくと、右手に大きな「赤福」の看板が見えてきます。
今では関西や東海地方のデパートや高速サービスエリアなどで、気軽に買うことができるようになった赤福餅ですが、おかげ横丁では、できたての赤福餅をその場でいただくことができます。
お伊勢さんにきたら、やはり赤福は定番のお菓子ですね。休憩がてら、その場で食べられるメニューを注文しました。赤福餅2つにお茶がついて210円でした。
できたての赤福餅は、歩き疲れた体にちょうど良い甘さです。赤福餅の内宮前支店では、その他にかき氷やぜんざいのメニューも提供していました。
もう一つ、赤福と同じ伊勢の名物に「御福餅」があります。赤福にそっくりなんですが、御福餅の方が少しだけ甘さ控えめでした。
磯揚げのまる天(内宮前店)
次にご紹介するのは、三重県の伊勢市に本社がある磯揚げで有名な、まる天です。おかげ横丁では、まる天で人気の「たこ丸(380円)」を注文しました。たこの身がしっかり入っていて、揚げたてふわふわ、食べ応えがあります。
まる天の磯揚げも、今では全国各地のお店で販売されるようになりましたね。でも美味しいので、見かけたらついつい買ってしまいます。
ふくすけの伊勢うどん
次は、伊勢市のご当地グルメの伊勢うどんです。私は今回伊勢うどんは初めての挑戦でした。
まずは定番の味からということで、おかげ横丁で老舗の「ふくすけ」に入ってみました。ふくすけではお会計所で、先に注文してお金を払うシステムでした。そこで人気の月見伊勢うどん560円を注文してみました。
こちらが、注文した月見伊勢うどんです。伊勢うどんは、「とにかくすごくやわらかい麺だ。」と聞いていたので、茹ですぎて伸びてしまっている麺を想像していました。けれどもそれとは全く違う食感です。
生卵が入っていたせいかもしれませんが、ふわふわしたメレンゲ?のような噛み応えで、癖になるような美味しさでした。どういう風に作られているのか、気になります。
うどんも細い太いの違いだけかと思っていたら、奥が深いですね。
おかげ横丁のその他の施設
日本神話を学べる施設もある
おかげ横丁には食べ物屋だけでなく、太鼓の演奏が聞けたり、招き猫やコマの絵付けなどが出来る体験施設もあります。
それと通りの一角に「神話の館」なるものも見つけました。ここは紙人形で日本神話を学ぶことができる施設だそうです。
おかげ横丁の名物食べ歩きまとめ
色々な伊勢名物が堪能できる通り
おかげ横丁では、今日ご紹介した食べ物以外にも、「松坂牛コロッケ」や「串カツ」、「あんころ餅抹茶ソフト」を売るショップが並んでいて、食べ歩きを思う存分堪能できます。
またおかげ横丁のキャラクター「おかげ犬」や、赤福の「赤太郎」の関連グッズ、三重県の伝統工芸品など、たくさんのお土産品も売られています。
伊勢神宮の参拝の帰りに、おかげ横丁にぜひ立ち寄られてみてはいかがでしょうか?
おかげ横丁のアクセス、駐車場、営業時間
アクセス | おかげ横丁は、伊勢神社内宮の宇治橋鳥居から歩いて3分です。 |
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住所 | < |
URL | 公式サイト |
営業時間 | 9:30~17:00(店舗によって異なる) |
駐車場 | 周辺にはいくつか有料の駐車場があります。詳細は「らくらく伊勢もうで」のサイトをご参考にして下さい。 |
おかげ横丁の周辺ホテル・宿泊施設
三重県のその他のグルメスポット
三重県では松坂牛も人気の名物です。