浅草寺|ライトアップされた夜の静かな境内を散歩する

東京

東京の台東区、浅草にある「浅草寺(せんそうじ)」に、夜の7時頃に出かけてきました。

浅草寺は東京を代表する観光名所で、最近は海外からもたくさんの観光客が浅草寺を訪れています。

 

昼間の浅草寺の境内は、いつ出かけても活気に満ちていますよね。仲見世通りを歩いていると、日本中の縁日がここに集まっているのかと錯覚してしまうぐらい、たくさんのお店が並んでいます。

 

いつも賑わっている印象の浅草寺ですが、夜は境内の建造物がライトアップされていて、昼間とはまた違った魅力があります。

 

 

この記事では、夜に静かな浅草寺の境内を歩いたときの様子をお伝えしています。

 

浅草寺について

東京で一番古いお寺

浅草寺は、飛鳥時代の628年に創建された、東京都で一番古いお寺です。

浅草寺の本堂には、小さな観音像がまつられています。この観音様は、その昔2人の漁師が釣り上げた黄金の像です。秘仏のたその姿を見ることはできません。

 

 

浅草寺の本堂が開いている時間

浅草寺の本堂が開いている時間は、午前6時から午後5時までです(10月から3月は朝の6時半からオープン)。

夜は浅草寺の本堂をはじめ、仲見世通りのお土産物のお店は閉まってしまいます。でも境内の建物は、毎日23時まで(※緊急事態宣言時など現在は時間が短縮されています。)ライトアップされていて、夜でも散策を楽しむことができます。

 

浅草寺のライトアップと夜の境内の見どころ

浅草寺の夜の境内を観光する

 

それでは、夜の浅草寺を散策してみましょう。まずは浅草のシンボル、雷門(かみなりもん)から、本堂の方に向かって歩いていきます。

 

浅草寺の入口、雷門

 

浅草寺と言えば、雷門も有名ですね。「風雷神門(ふうらいじんもん)」が雷門の正式な名前で、表側には風神と雷神の像がまつられています。

そしてこの門の裏側には、天龍像と金龍像がまつられています。

 

夜の仲見世通り

 

これは、浅草寺境内の仲見世通りの写真です。昼間のにぎやかな喧騒とくらべると、夜の仲見世通りは一変して人がいなくなり、ひっそりとしています。

雷門から宝蔵門まで続く仲見世通りには、手ぬぐいや扇子などをとりあつかう和雑貨のお土産物屋や、人形焼や雷おこし、芋きんを売る和菓子屋などが軒を連ねています。

 

 

 

 

時間外でお店は既に閉まっていますが、通りにはサインの灯りがついているので、暗いところを歩かなくてもすみ、安心です。

またお店のシャッターには、それぞれ色鮮やかな絵巻物が描かれています。

 

宝蔵門(仁王門)

 

こちらの大きな門は、仲見世通りを通り過ぎたところにある、宝蔵門(ほうぞうもん)です。

宝蔵門には、

  • 阿形(あぎょう)像 ※口を開けている
  • 吽形(うんぎょう)像 ※口を閉じている

の2体の金剛力士像(仁王像)が安置されています。

 

金剛力士像(仁尊像)

 

こちらは吽形(うんぎょう)と呼ばれる金剛力士像です。ライトアップのお陰で、昼間に見るよりも陰影が出てさらに姿形がくっきりと、迫力が増して見えますね。

 

ライトアップが映える宝蔵門と五重の塔

 

宝蔵門の隣には、同じく朱色に塗られた五重の塔が建っています。ここでライトアップされた五重塔と宝蔵門を一緒にカメラに収めることが出来ます。

宝蔵門をくぐり少し歩くと、本堂に到着です。

 

浅草寺の本堂

 

こちらが本堂の入口です。雷門と同じように本堂にも大提灯が飾られています。夕方5時すぎには、本堂の扉は閉まってしまいますが、入口でお賽銭をあげることができます。

 

浅草寺は夜でもおみくじがひける

 

本堂は閉まっていますが、夜でも本堂前の社務所で、おみくじをひくことができます。

浅草寺のおみくじは、「浅草寺観音籤(せんそうじかんのんせん)」といいます。100円を入れてから、おみくじの箱を振って中から棒を取り出します。その棒には100番までのうち、どれかの番号が書かれています。

目の前の棚のそれぞれの引き出しには番号がふられているので、自分の引いた番号の引き出しから紙を取り出します。それが自分の吉凶診断のおみくじになります。

ちなみに私がひいたのは、吉でした。おみくじの紙には、日本語と英語で説明が書かれています。

 

西参道

 

浅草寺のすぐ横の西参道商店街も、このとおり1日の営業を終えて、ひっそりとしていました。

 

浅草寺の夜のライトアップまとめ

混雑をさけて散策をしたいあなたにおすすめ

もし昼と夜で別の顔を見せる名所ランキングがあったとしたら、浅草寺はエントリー間違いなしと言えるぐらい、昼夜の印象がまったく違います。

人混みに並ばなくても済むので、観光時間も自分のペースで決めることができます。混雑を避けて、ゆっくりライトアップされた境内が見学できる、夜の浅草寺にも、ぜひ一度足を運んでみて下さい。

追記:現在はなかなかライトアップを見に出かけられる状況にはありませんが、いつかまた再訪したいです。

 

仲見世通りのお店は閉まっているため、昼間のようにお土産を買ったりすることはできませんが、周辺には夕食が食べられる飲食店がありました。

 

 

浅草寺へのアクセス・駐車場

 
アクセス 地下鉄の浅草駅から浅草寺の雷門までは、歩いて3分ほどかかります。
住所
URL 公式サイト
駐車場 無し(周辺の有料駐車場を利用)

 

 

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