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日本のワイナリーの数と国産ワイン|国内の造り手が増加傾向に

長野県のぶどう食べ歩き旅行

私が住んでいる長野県は、年間降水量の少なさで、全国トップ1、2位を争う県です。

 

雨が少なく、乾燥した場所というのは、葡萄の生育に向いているそうです。そのせいか、長野県にはワイナリーが多く、近所のスーパーにも地元産のワインがたくさん置かれています。

 

さて、日本でワインの生産地と聞くと、山梨県や長野県ぐらいしか思い浮かばなかったのですが、実際日本にはワイナリーはいくつあるのでしょうか?

この記事では、日本のワイナリー数、ワイナリーが多い都道府県と、国産の「日本ワイン」について紹介しています。

 

日本のワイナリー数

ワイナリーが一番多い都道府県はどこ?

日本には現在、全部で283箇所のワイナリーがあります。

どの都道府県が、日本で一番ワイナリーの数が多いんでしょうか?

 

  • 1位 山梨県   81
  • 2位 長野県   34
  • 3位 北海道   34
  • 4位 山形県  14
  • 5位 新潟県   10
  • 6位 大阪府  7
  • 7位 栃木県  7

 

国内製造ワインの概況(平成29年3月31日現在)国税庁

 

全国のワイナリーの数を、都道府県順で並べると、上のようになります。

ワイナリーの数ではやはりトップが山梨県、長野県が2位ですが、同列で北海道も2位となっています。

ちなみに北海道も、山梨県や長野県と同じく、年間降水量が少ない都道府県になります。

 

降水量が多いと、樹木自体が育ちすぎてしまい、果実の方に栄養が行き渡りづらくなるんだそうです。

 

 

国内で作られているワイン

国産ワインと日本ワインの違い

国産ワインと日本ワインの違いって何でしょうか?

日本でつくられたワインは、国産ワインと呼ばれますが、その多くは輸入原料を元につくられた国内製造のワインが多いです。そのワインとは違い、日本国内で栽培されたブドウを100%使っているワインは、日本ワインと呼ばれています。

日本ワインは、貼ってあるラベルに、「日本ワイン」との表記がされています。現在日本ワインは、国内流通分の3.7%を占めていますが、年々増加傾向にあるようです。

 

平成15年(2003年)から開催されている国産ワインコンクール(現:日本ワインコンクール)は、全国各地のワイン製造者に大きな刺激を与え、また、消費者の皆様からの日本ワインが大きく注目されるきっかけとなりました。

審査員からは回を重ねるごとに品質の向上がはっきりと見られるとのコメントもあり、日本ワインの中には海外のコンクールで金賞を受賞できる品質のものが出てきました。

ここ数年の動きとしては、新規ワイナリーの設立ラッシュのような状況が続き、新規就農でぶどう栽培を始めて、将来的にワイナリー設立を目指す農業者の方が増えています。

日本ワインの基礎知識(日本ワイナリー協会)

 

日本でよく栽培されているぶどうの品種

ちなみに日本でよく栽培されているぶどうの品種は、甲州ブドウとマスカット・ベーリーAというものだそうです。

 

ナイアガラ品種の白ワインも飲みやすくて、人気ですよね。個人的には、ナイアガラぶどうのジュースも、香りが良くておすすめです。

 

 

長野県のおすすめワイナリー

長野県には、庭園やカフェレストランが併設されている観光ができるワイナリーがいくつかあります。そのうちのお気に入りの一つをご紹介します。

 

ヴィラデストガーデンファームアンドワイナリーのカフェと庭園散策
長野県は山梨県につづいて、ブドウの生産量が日本2位の県です。 そのため長野県内ではワイン用の葡萄の栽培も盛んで、今では県内にワイナリーが36箇所あります。その中...

 

日本のワイナリー数と国産ワインまとめ

近年は海外産ワインの関税が撤廃されたりと、ワイン自体買い求めしやすい値段になってきています。そんな中、国産ワインの値段を安くすることは、なかなか難しいかもしれません。ただ最近は観光で訪れることのできる国内のワイナリーの数も増えてきていますので、これからどんどん日本のワイナリーでつくられた日本ワインを試す機会も増えてきそうです。

さまざまな種類のワインが市場に出回るのは、消費者としても嬉しいことですね。

 

日本全国のワイナリー検索サイト

日本全国のワイナリーを紹介するサイトのリンクを貼っておきます。旅行の際に立ち寄れるところがあるか、確認してみてください。

 

 

 

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ガイドメモ

フリーランスガイドをしています。日本国内の旅行スポットについて、自分で書き留めたメモを、記事にして紹介しています。

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