青森県は本州の一番北にある県です。青森県の北部は陸奥湾(むつわん)をはさんで、下北半島と津軽半島にわかれています。
右側のマサカリの形をした下北半島の西の端には、仏ヶ浦(ほとけがうら)という有名な景勝地があります。
この仏ヶ浦は、距離的にそう何度も気軽に行かれる場所ではないのですが、下北半島に出かける機会があったら、ぜひ一度は見ておかれることをおすすめしたい観光名所のひとつです。
この記事では、海岸沿いに素晴らしい絶景を見ることができる、青森県の仏ヶ浦について紹介しています。
青森県の仏ヶ浦について
白い巨大な奇岩がつづく景勝地
仏ヶ浦は、青森県下北半島の西端にある、巨大な奇岩が続く景勝地です。
海岸沿いに2キロメートルに渡り、波や風に侵食された白い岩肌がむき出しになっています。透明なブルーの海と緑の山に、仏ヶ浦の巨大な白壁のコントラストが映えます。
仏ヶ浦の観光の見どころ
海岸までの長い階段の遊歩道
仏ヶ浦に車で行くと、駐車場から海岸までは、写真のような長い下り階段の遊歩道が設置されています。
木の階段をひたすら降りて行くと、30分ほどで仏ヶ浦の海岸に到着します。
帰りも平らな道はなく、傾斜がきつい階段をひたすら登って戻ることになります。もし歩くのが苦手な場合は、この場所から車で40分ほど北に行った佐井村から出航している、仏ヶ浦までの定期観光船を利用された方が良いかもしれません。
もちろん歩くのが好きな人は、階段を降りて良い汗をかいたあとの、目の前に開ける景色がとても素晴らしいので、ぜひチャレンジしてみてください。
五百羅漢や天龍岩などの白い奇岩群
仏ヶ浦は写真のように、ところどころに数十メートルの高さの巨大な岩があり、五百羅漢や天龍岩などの名前がつけられています。
海岸は浅瀬になっていて、透き通った青い海が遠くまで続き、真っ白な断崖と山の緑が映えています。
仏ヶ浦の定期観光船
訪れた日は晴れていて、桟橋近くの海の色がとても青く輝いていました。
しばらくすると佐井村の港から、観光客を乗せた観光船がやってきました。観光船は、仏ヶ浦の桟橋に30分間停泊したあと、また佐井村へ向けて出発します。
乗客は船の上から、仏ヶ浦全体を見渡すことができます。
仏ヶ浦の観光まとめ
下北半島の絶景観光スポット
私が仏ヶ浦へ出かけた日は、7月の暑い日中でした。白い岩と澄んだ海のコントラストが素晴らしく、南国にきたのではないかと勘違いしてしまうほど、綺麗な青い海の景色を堪能できました。
仏ヶ浦には車で出かけられますが、長い階段の上り下りがあるので、あまり歩きたくない場合は、船で観光するのも良さそうです。
次回は佐井村からの定期観光船のツアーで、仏ヶ浦を海岸から眺めて見たいと思います。
仏ヶ浦へのアクセス・駐車場
アクセス | 仏ヶ浦は本州の北端の大間崎から車で南に1時間ほど下ったところにあります。 |
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住所 | |
URL | 佐井村サイト |
駐車場 | 有り(無料) |
下北半島の仏ヶ浦は、青森市の中心から車で行くと3時間半ほどかかります。青森市から船で行く場合、まず2時間半フェリーに乗船して佐井村に渡ります。佐井村からは定期観光船に乗り、30分ほどで仏ヶ浦に到着します。
仏ヶ浦周辺のホテル・旅館
仏ヶ浦から大間崎周辺は、ホテルの数が限られるため、民宿に宿泊するという手もあります。
仏ヶ浦を観光したあと、急遽当日の予約となりましたが、民宿みやのに運良く空きがあり、宿泊することができました。
民宿みやのでは、夕食と朝食で、食べきれないほどの量の新鮮な海の幸を楽しむことができました。
周辺のその他の観光スポット
青森県には、自然豊かな観光スポットが他にもたくさんあります。