銚子|魚の水揚げ量日本一の港と醤油工場の無料見学ツアーに参加してみた

銚子港

関東の最北端にある銚子は、港町で魚の水揚げ量が全国1位の港です。

また銚子は江戸時代から醤油づくりでが盛んにおこなわれてきた場所で、ヤマサ醤油やヒゲタ醤油など300年以上続く大きな醤油工場があります。

この記事では、銚子の漁港で卸売場の見学や、醤油の工場見学を体験してきた時の様子を紹介しています。

 

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銚子について

千葉県の港町、銚子半島は、南から流れてくる暖かい黒潮と北からプランクトンを運んでくる親潮の影響で、多くの魚が集まる場所です。

また冬が暖かく、夏が涼しい場所のため、冬の時期にキャベツを育てることができ、日本一の春キャベツの生産地でもあります。

また17世紀から関東の醤油の生産が銚子ではじまり、利根川沿いを船で江戸に醤油を運んでいました。

銚子の漁港や醤油工場は、旅行者でも気軽に立ち寄って見学することができます。

 

 

銚子漁港

第一卸売場でマグロの入札見学

まず最初に銚子漁港のマグロの卸売会場を見学します。

銚子の第一卸売場では、朝8時から11時まで大型マグロの入札をおこなっています。

第一卸売場の建物の2階の受付で申し込めば、どなたでも展示通路から卸売場会場での入札の様子を見学できます。

広い会場に巨大なマグロが勢ぞろいしている光景は圧巻です。

これだけの大きなマグロを傷をつけずにどうやって釣り上げているの不思議に感じます。

見ていると尻尾の部分の脂の入り具合を見て、入札価格を決めていらっしゃるようです。

受付の方に聞いたところ、マグロ以外にも時期によっては秋刀魚の水揚げなども見学できるとのことでした。

 

 

漁港の朝食

漁港近くの何軒かの食堂は朝早くから空いています。

第一卸売場の隣にある「浜めし」という食堂では、8時から朝食を提供していて、お客さんで賑わっていました。

こちらで朝定食(500円)をいただいたところ、イカの煮物の味付けがちょうど良かったです。

 

 

銚子漁港 第一卸売場へのアクセス

銚子駅から第一卸売場までは、車で7分、徒歩で24分かかります。

銚子へは東京から電車や車で2時間ほどかかります。

建物の正面に無料の大きな駐車場があります。

 

 

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お醤油工場の見学

次は銚子市内にある醤油工場の見学に出かけます。

まずは2社ある醤油工場の中から、ヤマサ醤油の工場見学をします。

 

ヤマサ醤油工場

ヤマサ醤油は350年前の1645年から銚子で醤油づくりをしている会社です。

入口の見学センターで受付をすませ、まずはシアター会場で、お醤油の作り方やヤマサの歴史について、20分間の映画上映を鑑賞します。

銚子の気候がこうじづくりに適していたことや、原料や完成品の運搬もしやすかった地であることを学びました。

映画を見終わった後は、ヤマサの案内係の方が工場内をまわる30分の見学ツアーに連れて行って下さいます。

 

醤油の原料は、大豆と小麦と塩の3つのみ

醤油の原料は蒸した大豆と炒った小麦です。

まぜた材料にそれぞれのメーカーによって異なる種麹を加えてこうじをつくります。

こうじに塩水を加えたもろみを発酵・熟成させてしぼり、熱処理をすれば完成です。

見学ツアーでは大豆や小麦を貯蔵するサイロと運搬のベルトコンベアーを見た後、材料を混ぜ合わせてこうじを作るこうじ室と、もろみの仕込み蔵などを説明を聞きながら順々に見て回ります。

 

工場見学の後でお土産をいただく

お醤油づくりと味噌や日本酒作りは発酵する過程で共通点がありますね。

案内係のスタッフの方は、色々と質問にも答えてくださいました。

見学が終わると、鮮度の一滴150ml1パック、お土産にいただきました。

 

 

しょうゆ味わい体験館でしょうゆソフトクリームを堪能

見学コースの最後は、しょうゆ味わい体験館を見学します。

こちらでは

  • 醤油ソフトクリーム(250円)を食べたり
  • せんべい(100円)にしょうゆをかけて焼いたり
  • ヤマサ醤油の商品のきき醤油の体験ができます

 

しょうゆソフトクリームは、見学後の一休みにちょうど良い醤油の風味が感じられる味でした。

隣には売店も併設されていて、しょうゆを使ったポップコーンなどのお菓子や佃煮などの土産を買って帰ることもできます。

ジュエル・ロブション氏が監修しているプレミヤムだれも販売していました。

 

 

ヤマサ醤油工場の見学の所要時間について

ヤマサ醤油工場の見学の所要時間は、体験館の滞在時間も含めて60分ほどかかりました。

ヤマサ醤油工場の見学は事前の電話予約が必要ですが、毎日6回開催されていて、予約はとりやすいかと思います。

見学は無料で、時間は9時から15時までになります。

見学センターに隣接している「しょうゆ味わい体験館」や売店は予約を取らなくても、どなたでも立ち寄ることができます。

 

 

 

ヤマサ醤油工場へのアクセス

銚子駅からヤマサ醤油工場までは徒歩で7分かかります。

見学者用の駐車場が用意されています。

 

 

ヒゲタ醤油

次はヤマサ醤油から車で5分(徒歩14分)の場所にある、ヒゲタ醤油の工場見学に出かけます。

ヒゲタ醤油は1616年に銚子で醤油づくりをはじめた400年の歴史があるしょうゆメーカーです。

 

 

こちらの工場でも、まず最初に自社醤油を紹介するビデオを鑑賞した後で、醤油づくりの展示室をスタッフの方に案内していただきました。

 

醤油づくりをVR(ヴァーチャルリアリティ)を使って体験する

ヒゲタ醤油では実際の工場を見学するのではなく、VR(ヴァーチャルリアリティ)を使って醤油づくりを学んでいきます。

VRのゴーグルをかけると、目の前に映像が浮かび上がります。

材料の大豆と小麦がまざり、発酵させてもろみとなり、絞って、最後に醤油が瓶詰めするところまで、自分がまるで醤油になったかのように擬似体験できます。

VRの場合、映像が見えるだけではなく、途中縦横斜めに顔を動かすと、視線に沿って天井や床や壁が動くので、実際の工場の中にいるような感覚になります。

400年続く歴史ある工場の中で、最先端のVRを体験できるとは思いませんでした。面白い試みだと思います。

また、ヒゲタ醤油でも帰りにまろみ醤油をお土産にいただきました。

 

 

醤油は冷蔵庫に入れて、封をきったら1ヶ月で使い切って、あまったら煮物料理に使うのがコツのようです。

 

 

ヒゲタ醤油工場へのアクセス

銚子駅から徒歩で15分になります。

ヤマサ醤油工場から遠くないので、2つあわせて見学されても良いかもしれません。

 

工場の入口で受付をすると駐車場に案内して下さいます。

 

 

銚子ジオパークビジターセンター

ヒゲタ醤油から歩いて3分の距離にある、銚子ジオパークビジターセンターでは、銚子の名所案内や、自然、動植物について詳しいガイドさんがいらっしゃいます。

出かけた際に、ここで事前に情報を仕入れていかれるのも良いかもしれません。

ちなみに、ビジターセンターがある銚子セレクト市場では、焼サバがのったラーメンが名物のようでした。

 

銚子ジオパークビジターセンターへのアクセス

銚子駅から徒歩11分になります。

銚子セレクト市場には無料の駐車場があります。

 

 

銚子まとめ

この記事でご紹介した漁港や醤油工場は、歩いていける距離にありますので、1日もかからずにまわることができます。

銚子漁港ではマグロの水揚げの様子や流通過程を知ることができ、醤油工場では普段食べている料理の基本となる調味料の製造現場を見ることができます。

銚子に出かけられた際には、ぜひ立ち寄って見てはいかがでしょうか?

 

周辺の観光スポット

銚子には犬吠埼灯台や、屏風ヶ浦という観光スポットがあります。

犬吠埼灯台|銚子のシンボルと周辺の観光スポット