先日東京の葛飾区の定番観光スポットである、「柴又帝釈天(しばまたたいしゃくてん)」と「水元公園(みずもとこうえん)」に出かけてきました。
- 下町の雰囲気を楽しめる「柴又帝釈天」と
- 東京都で最大規模の公園である「水元公園」
帝釈天と水元公園は、どちらも江戸川の河川沿いにあります。
この記事では東京の葛飾区にある柴又帝釈天から水元公園まで、半日かけて歩いてきたようすをご紹介しています。
寅さんゆかりの葛飾区柴又帝釈天
柴又駅から柴又帝釈天へ散歩する
まずはじめに向かったのは、京成電鉄の「柴又駅」になります。東京駅から柴又駅までは電車で40分ほどかかります。
駅に降り立つと、寅さん像が迎えてくれました。柴又は寅さんのまちなんですね。
柴又帝釈天のアクセス・駐車場
アクセス | 柴又帝釈天は、柴又駅からは徒歩5分の場所にあります。 |
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住所 | |
駐車場 | 有料駐車場があります。 |
柴又帝釈天の参道の商店街
柴又駅から1分ぐらい歩くと、柴又帝釈天の参道に入ります。庶民的な雰囲気の通りで、かき氷を売る甘味屋や、寅さんにちなんだトラの斑点の焼き色がついた寅焼き、佃煮屋などのお店が並んでいました。
こちらは寅さんの撮影にも使用されたお店「門前とらや」です。門前とらやでは、名物の草団子の他に、ラーメンや天丼などの食事メニューも取り扱っています。
柴又帝釈天(しばまたたいしゃくてん)
商店街から2分ほど歩いて、柴又帝釈天に到着しました。写真に見えるのが二天門です。
二天門から中に入ると正面に帝釈堂、右手に祖師堂があります。境内は参拝客で賑わっていました。
次に水元公園に向かう
東京都内最大規模の水元公園
さて、帝釈天の次は水元公園に向かいます。水元公園は葛飾区にある東京23区内で最大規模の公園です。930,000平方メートルある、水元公園の敷地内には、
- 植物園
- バードサンクチュアリ
- バーベキュー場
- 浅瀬のせせらぎ広場
- 花菖蒲園
などのエリアがあり、憩いの場として多くの人々に親しまれています。
柴又から水元公園までのアクセス方法
水元公園は、柴又帝釈天から北に3.6キロメートル離れています。帝釈天から江戸川沿いを歩いていくと、50分近くかかります。正直散歩とするには少し長い距離なので、電車やバスを利用して移動するのも良いかと思います。
アクセス | 電車で行く場合、柴又駅から金町駅まで京成金町線で1駅3分です。そこから巡回バスを利用するか、徒歩で27分ほど歩くと水元公園に到着です。 |
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住所 | |
駐車場 | 有り(無料) |
水元公園を歩く
水のほとりの水郷公園
水元公園の入口に到着しました。水元公園は名前と写真のシンボルマークが示すとおり、水辺のほとりにつくられた公園です。水元公園内にはこのようにところどころ水路が設けられています。
水元公園の水をきれいに保つシステムを導入
水元公園には、公園内の水をきれいに保つ目的で、レイクリフターシステムが導入されています。
レイクリフターシステムとは、底の方にある水をかきまぜながら押し上げて、上層にある水とまざり合わせて藻などの異常発生を防ぐシステムのことです。
都会にいるとは思えない自然豊かな水元公園
水元公園を散歩した時期は、ちょうどチューリップが満開の頃でした。毎年6月には、花菖蒲園で14000株の花菖蒲が見頃を迎えます。
こちらは園内にある浅瀬のせせらぎ広場です。都会とは思えない、緑豊かな景観ですね。
なお水元公園内には、食堂と売店が1店舗ずつあり、バーベキュー広場では食材や道具のレンタルもしています。
柴又帝釈天と水元公園の散歩まとめ
江戸川沿いを歩くウォーキングコース
いかがでしたか?
帝釈天から水元公園へは、徒歩だと50分近くかかるんですが、江戸川の景色を眺めながら半日ウォーキングをするには、ちょうど良い距離にあるんですよね。
もちろん、どちらか一箇所観光するだけでもいいのですが、下町の風情と自然たっぷりの景色を両方堪能できる、良い散歩コースですので、良かったら歩いてみてください。
また水元公園は広いので、ゆっくりウォーキングを楽しむと、3時間ほどかかります。長時間歩いていると、芝生の上で寝転びたくなります。そんな時の備えとして、次回はレジャーシートと、おつまみ持参で水元公園を訪問したいと思いました。
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