新潟県の三条市にある、道の駅「燕三条地場産センター」に出かけてきました。三条市は隣の燕市と共に、金属加工のまちとして有名です。
この記事では、金物や工具、カトラリー、キッチン用品を展示・販売している道の駅「燕三条地場産センター」に出かけてきたときの様子を紹介しています。
道の駅・燕三条地場産センターについて
江戸時代から続く金物のまちにある地場産センター
新潟県の県の中央に位置する、三条市と燕市(つばめし)は、江戸時代から和釘や錠前など、建築用の金物を生産していました。
この2つの市は現在、金属洋食器や、のみ、金づちなどの工匠具、包丁や鍋などキッチン用具の一大生産地となっています。
道の駅「燕三条地場産センター」では、三条市と燕市でつくられている、これらの金物商品を一堂に展示・販売しています。
道の駅 燕三条地場産センターの展示エリア
道の駅「燕三条地場センター」は、JR燕三条駅から歩いて5分の場所にあります。
入口には観光情報センター、中央に地元メーカー展示エリア、奥に金物商品を販売する物産館があります。
展示エリアには、メーカーごとに仕切りが区切られていて、それぞれ会社の一押し商品がプレゼンされています。
道の駅・燕三条地場産センターの物産館
1万点の商品を展示販売する物産館
道の駅・燕三条地場産センターの物産館では、燕市と三条市でつくられた商品を展示・販売しています。
物産館のフロアには、1万点をこえる金属洋食器・刃物、キッチン用品、工具などの商品がずらりと並べられています。
新潟県のお菓子や、地酒、お米を販売するコーナーもありますが、いわゆる道の駅でよく売られているような、野菜や生鮮食料品は取り扱っていません。
園芸用品や職人工具
物産館を入って左手には、スコップやノコギリなど園芸用品が並んでいます。その奥にはペンチや、彫刻刀、ピンセット、髪切り用ハサミなどの職人工具のコーナーがあります。
包丁・はさみ・研ぎ石
物産館の正面奥には、包丁コーナーがあります。包丁やハサミはいうまでもなく、これだけの数の研ぎ石を見るのは初めてというぐらい、色々な種類の研ぎ石も置かれています。
ちなみに燕三条地場産センターの物産館で2000円以上の包丁を買うと、研ぎ料金が1回分無料でついてきます(期限1年)。
料理道具を長く使えるように、メンテナンスまでサポートしてもらえるのは、嬉しいですね。
キッチン用品
物産館の右手奥には、鍋やステンレスエコカップ、ザル、ボール、トレイ、おろし金、などのキッチン用品が売られています。
こんな道具もあるんだと知って驚く、アイディア商品も売られていて、見ているだけでも楽しいですよ。
スプーンやフォークなどカトラリー
そして物産館の右手前には、100種類以上のスプーンや、フォーク、ナイフなどのカトラリーが並べられています。重さや色、形など、それぞれ少しずつ違います。
ひとつひとつ手にとって、どれが欲しいか自分で確かめられるのは良いですね。
定期的に開催されるイベント
また道の駅・燕三条地場産センター内では、彫金の箸置きづくり体験や、包丁研ぎ直しのサービスなど、定期的にイベントも開催されています。
道の駅・燕三条地場産センター物産館のまとめ
燕三条市の商品が一堂に会する道の駅
新潟県の燕市や三条市には、数えきれないほどの金属加工メーカーがあります。
それらのメーカーの商品が一堂に会する道の駅「燕三条地場産センター」に出かけることで、燕市と三条市が金属加工のまちであるということが、よく理解できるようになっています。
スプーンやフォークなど洋食器や、鍋、カップを買いたい人は、物産館にある豊富な商品の中から、買う前に実際に手にとって確かめることができます。
私もスプーンにフォーク、バターナイフなどのカトラリーを数種類と、タオル掛けに、鉄のフライパンを購入し、お土産にしました。
道の駅燕三条地場産センターのアクセス・駐車場・営業時間
アクセス | JR燕三条駅から徒歩5分、北陸自動車道三条燕インターから車で5分。 |
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住所 | > |
営業時間 | 9:30~17:30(第1水曜日、年末年始休み) |
URL | 公式サイト |
駐車場 | 有り(無料) |
周辺の観光スポット
新潟県の燕市と三条市には、一部の金属加工メーカーで工場見学を受け入れています。また鍛冶体験ができる施設もあります。
これらの施設を訪問して、金物づくりの現場を身近で体験してみられてはいかがでしょうか?


