鳥取県の観光のシンボルである、鳥取砂丘(とっとりさきゅう) 。
この記事では、鳥取砂丘を長靴で早朝に散歩してきたときのようすをお伝えしています。
鳥取砂丘(とっとりさきゅう)
鳥取県の観光のシンボル
鳥取県の観光の象徴とも言える鳥取砂丘は、東西が16キロメートル、南北が約2キロメートルと、観光可能な砂丘としては、日本一の広さを誇ります。年間を通じて約130万人の観光客が訪れています。
鳥取砂丘は24時間いつでも無料で入場可能です。
早朝の鳥取砂丘を歩く
まっさらな砂丘に足跡をつける
鳥取砂丘に到着したのは7時前でした。まだ朝早い時間だったためか、砂丘には他に一人も姿がありませんでした。
静かな砂丘の上を歩くと、まっさらな砂に足跡をつけるのは本当に気持ちが良いですね。
海風によってつくられる鳥取砂丘の砂の地形
海風によって形成される鳥取砂丘の風紋(ふうもん)とその向こうに広がる砂丘のオアシスは、風の力が独特な景観を作り出しています。
風速5メートルから10メートル近くの海風が鳥取砂丘の風紋を作り上げています。これにより、砂の表面に模様や紋様ができ、風の力強さがそのまま砂丘の風景に表れています。ところが、風速が一段と増すと、砂丘の中から砂が舞い上がり、まるで砂の柱が立ち上がったような砂柱という現象が見られることもあります。
この風の力による変化は、鳥取砂丘を訪れる人々にとって興味深い自然現象となっており、風景の美しさだけでなく、風の影響を感じることができる点も魅力の一つです。
鳥取砂丘は長靴で歩くのがおすすめ
砂まみれになるのを覚悟する
最初、私は普通の運動靴を履いて鳥取砂丘を歩き始めました。しかし、靴と靴下はすぐに砂まみれになってしまいました。そのため、一度車に戻り、長靴に履き替えることにしました。
長靴といっても、ショートレインシューズの形状ですが、かなり役立ちました。このような状況では、長靴(レインシューズ)を持っていると便利ですね。
長靴でなくても、ゴム素材の靴やサンダルなど、砂が簡単に落としやすい靴で鳥取砂丘を歩くと、後での汚れが簡単に取り除けますね。
ちなみに、鳥取砂丘の市営駐車場の目の前に最近オープンした「鳥取砂丘ビジターセンター」には、無料の足洗い場も備えられています。散策の後には、そちらを利用して足を洗うことで、快適に過ごすことができます。
風も強いので、サングラスもおすすめ
鳥取砂丘では、海風が強いと砂が舞って、視界が妨げられることがあります。そのため、サングラスなどを着用して、砂が目に入り込まないようにするのがおすすめです。
鳥取砂丘の早朝散歩まとめ
朝の鳥取砂丘もおすすめ
早朝の鳥取砂丘は、まるで誰もいない砂漠に迷い込んだような気分を味わえるので、おすすめです。一人占めできるくっきりとした風紋の景色は、どこまでも続く粒子が細かく、美しい砂の模様が広がっているのを見ることができます。
広大な鳥取砂丘を長靴を履いてゆっくりとウォーキングすることもお勧めです。砂丘リフトが朝8時ごろから営業を開始する時間帯から徐々に観光客の数が増えてくるので、人が少ない鳥取砂丘を満喫したいなら、その前の時間が最適です。
もちろん、そのままゆっくりと過ごし、砂丘でらくだ乗り体験やサンドボード、ファットバイクなどのアクティビティにも参加してみるのも素晴らしいアイデアです。
鳥取砂丘のアクセス・駐車場・営業時間
アクセス | 鳥取砂丘は、鳥取駅から車で12分の場所にあります。 |
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住所 | |
営業時間 | ビジターセンター9:00-17:00(鳥取砂丘は、24時間オープン) |
URL | 公式サイト |
駐車場 | 市営の有料駐車場あり(乗用車500円) |
鳥取砂丘ビジターセンターは、鳥取砂丘の観光情報を提供している施設です。鳥取砂丘のガイドツアーも無料で開催されています。
鳥取砂丘周辺の観光スポット
鳥取砂丘から車でわずか2分、歩いて5分の距離に位置する場所に、屋内で天候を気にせずに巨大な砂像を鑑賞できる砂の美術館があります。
この砂の美術館についての詳細は、こちらの記事で紹介されています。記事を読むことで、鳥取砂丘周辺の魅力的な観光スポットについてさらに知ることができるでしょう。
鳥取砂丘周辺のホテル・旅館